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ジャンルTV, 放送局

株式会社毎日放送(MBS)

過去に放送したコンテンツをマネタイズするという課題にクロボが貢献してくれた!

テレビ局 翻訳
目次

今回インタビューさせていただいたのは、YouTubeチャンネル『京都知新』『ゼロイチTV』を運営している株式会社毎日放送(MBS)の大西さんです。

当チャンネルは京都で活躍するアーティストや職人、料理人などへの取材を通して、現在進行形の「京都」を浮き彫りにする内容になっています。

今回はそんな大西さんにクロボの翻訳サービスを利用する前の課題やサービスの魅力などをお伺いしていきたいと思います。

一度放送したコンテンツをどうマネタイズするかが課題だった

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ーまずこのチャンネルを始めようと思ったきっかけを聞いてもいいですか?

『京都知新』は、もともとMBS(毎日放送)の関西ローカルで放送していた番組でした。

ただテレビの見られ方が変わってきた中で、京都は海外から注目されていることもあり、なんとか海外に展開できないかと思い、『京都知新』のYouTubeチャンネルを運営しはじめました!

ーサービス利用前はどのような課題がありましたか?

コンテンツを利用した新しい稼ぎ方、いわばコンテンツのマネタイズが課題でした。

NetflixやAmazonプライムなどのオンデマンドの登場で、「リアルタイムでみてもらうのが当たり前」だったテレビの見られ方が変わってきたなと感じていました。

その中でテレビのコンテンツを一度放送しただけでは、もったいないという課題が出てたんですよね。

放送局が作ったコンテンツをもっと多角的に見てもらうために、コンテンツの使い道を考えなければならないなと思っていました。

ー数あるサービスの中で、どうして『クロボ』を選んでいただいたのですか?

クロボさんは15言語の翻訳を付けられ、しかもそれが安くて早くてそれなりのクオリティでご提供いただけるのが画期的でユニークなサービスだなと思い、選びました!

「京都知新」を展開するプラットフォームとしてYouTubeに着目していましたが、国内の可処分時間もレッドオーシャンになっていると感じていました。

またYouTubeを利用して、海外に展開するという選択肢もなかったです。

そんな中、海外を狙えるツールとしてクロボさんのような翻訳サービスがあることを知りました。

15言語の翻訳を付けることで全世界の視聴者の獲得に繋がり、しかもそれが安くて早くて良いクオリティで提供いただけるため、画期的なサービスだと思います。

クロボはサービスの質とフィードバックが魅力!

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ー実際にクロボの翻訳サービスを使ってみて、良かったと思う点はありますか?

実際に15言語の翻訳をしていただいた当初、2〜3割くらいの海外の視聴者がいて、それなりの反応があるんだなと実感しました。

あとは若くてITリテラシーの高い子はもちろん、そういったことが苦手なおじさんでもやり取りや工数も少ないため、すぐに慣れることができましたね。

またクロボさんから都度フィードバックをもらえるところも大きいです。実際、コンテンツやサムネイルに課題があるということもコンサルティングしていただいて初めてわかりました。

伸びないには伸びないなりの理由があるので納得感がありました。

ー他社さんと異なる点はありますか?

 MBSのコンテンツを海外で売れるか調査するための試すためのトライアルプランが利用でき、ステップを踏める点ですかね。

MBSのコンテンツを海外に売らなけらばならない状況で、買ってもらえるかどうかわからないものに多言語の翻訳をつけるのはすごいコストがかかり、リスクも高くなります。

そういった状況の中で実際に試用したMBSの国際部の方から、安くて早くてそれなりのクオリティで良かったと聞いています!

そして海外の放送局やコンテンツホルダーに興味を持ってもらえたら、よりクオリティの高い翻訳をつけて売るというステップが踏めるので、そういった点は他社と違った良い部分だと思います。

ークロボの翻訳サービスを使った結果、抱えていた課題は解決できましたか?

正直、まだ道半ばです。

チャンネル登録者の伸びや海外の視聴率が伸び悩んでいます。

もっと海外の方から見てもらえるかと思っていましたが、そこまで伸びてないな〜というのが実感ですかね。

ただ、「京都知新」を応援してくれるスポンサーがいるので、お金の面でいうといきなり赤字にはなっていません。

翻訳サービスをつけたことで、海外の方に見てもらえるチャンスが広がっていることは僕たちにとって良い事だなと思います。

ー海外の方に満足してもらうために、意識していることはありますか?

IPビジネスで稼いでいくところは、意識していかないといけないと思いますね。

※IPビジネス:個人や企業がみずからの努力で生み出した知的財産を使い、ライセンス使用料などの収益を得るビジネスモデルのこと

翻訳とは別軸ですが、アニメは海外から注目されているので、やっぱり海外でちゃんと評価されるようなアニメコンテンツをどういうふうに海外に展開していくのかってところは考えています。

「日本やMBSの強みってものが何か」っていうところをもっと研究していこうと思います。

コンテンツを海外に展開したいグローバルな企業におすすめ!

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ーどんなクリエイターの方に、弊社クロボのサービスはおすすめですか?

「コンテンツホルダー」かつ「コンテンツを海外に展開したいグローバルな企業」におすすめしたいです!

自社商品やゲームなどを海外でバズらせるために、海外でYouTubeを回して、それに翻訳をつけて一気に全世界の視聴者へ展開するなどですね。

うちにはパリや上海支局があるので、そういったところで京都市のYouTubeチャンネルを立ち上げて翻訳をつけて回せば、もしかしたら今よりもうまくいっていたかもしれませんね。

まとめると、自社商品をYouTubeで宣伝して、海外でプロモーションしたい企業にはうってつけです!

ー少し話が変わりますが、クロボの改善点や今後ほしい機能などはありますか?

そうですね〜、『海外で再生回数を取れるYouTube動画の作り方』みたいな基本的なアドバイスをもらえるとよりいいかと思います!

コンテンツを1から一緒に作る、海外向けに作るってなると、ハードルが高かったりするかと思います。

なので、クロボさんが今まで得てきた知見をこちらの置かれている状況に合わせて、うまくアドバイスをいただきたいという感じですね。

ー次に、今後のチャンネルの展望を教えてください!

テレビ局 翻訳

コンテンツ力を高めて、選ばれるコンテンツをより多くの人に届けていきたいですね!

オンデマンドやYouTubeを含めて、視聴者や消費者の可処分時間の奪い合いになってきているので、これまで以上のコンテンツ力が必要になると感じています。

放送局の1番の使命は選ばれるコンテンツを作ること。さらにそれをより多くの人に届けられるプラットフォームを作ることです。

ここを意識してやっていかなきゃいけないなと思っています!

ーーー本日は貴重なお時間をいただき、大変ありがとうございました!!

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