YouTubeのチャンネル登録者が5万人を超えたり、YouTube活動を3年続けたりなど、キリの良いタイミングでよく開催されるプレゼント企画。
本記事を読んでいるあなたも、『プレゼント企画を実施しようかな、、』とお考えではないですか。
ただ、過去にプレゼント企画でチャンネル停止になったクリエイターもいるので、利用規約の違反にならないかなどは気になりますよね。
そこで今回は、YouTubeのプレゼント企画のやり方と注意点を解説していきます。
何も知らないでプレゼント企画をやってしまうと、最悪の場合チャンネル停止になる可能性もあります。
そのため、ぜひ最後まで読んでみてください!
プレゼント企画の流れ
YouTubeのプレゼント企画の流れは、下記の7ステップになります。
①プレゼント企画の目的を決める
②プレゼントを決める
③応募条件と応募規約を決める
④応募フォームを作成する
⑤プレゼント企画を知らせる
⑥当選者を決めて連絡する
⑦当選者にプレゼントを発送する
それぞれ具体的に説明します。
プレゼント企画の目的を決める
1つ目の手順は、プレゼント企画の目的を決めることです。
なぜなら目的によって、応募条件やプロモーションを変えたり、プレゼント物を適切に選んだりする必要があるからです。
プレゼント企画には様々な目的があると思いますが、下記のような例が多いと思います。
・YouTubeチャンネルの認知の拡大
・チャンネル登録者の増加
・チャンネル登録者の親交を深める
この目的を明確に決めておかないと、プレゼント企画の効果を発揮することは難しくなってしまいます。
『なぜプレゼント企画をしたいのか』を自分に問いかけて、しっかり洗い出すようにしましょう。
プレゼントを決める
2つ目の手順は、プレゼントを決めることです。
ただ予算の問題もあるので、状況に応じてプレゼントを決めることが大切です。
・予算の確保が容易なチャンネル:MacBook,switchなど
・予算の確保が難しいチャンネル:アマギフ,オリジナル商品,クーポン券など
2022年の7月にはヒカルさんとはじめしゃちょーさんがMacBook Pro300台のプレゼント企画をやっていましたが、総額5000万円かかっています。
一方でアマギフなどであれば、15円〜50万円とチャンネルの予算に応じて金額を変更することができます。
そのため、予算の確保が難しいチャンネルにとっては便利なプレゼントの1つだと言えます。
どちらの場合でも自身のYouTubeチャンネル視聴者の層を考えてプレゼントを決める必要があります。
例えばYouTubeチャンネルがカップルチャンネルで若い女性層が多く見ているのであれば、ディズニーのペアチケットをプレゼントするなどがおすすめです。
応募条件と応募規約を決める
3つ目の手順は、応募条件と応募規約を決めることです。
応募条件によくあるのがTwitterに誘導して、プレゼント企画をやる場合にTwitterフォローとリツイートを促すケースです。
これは応募条件にYouTubeのチャンネル登録や高評価・動画の視聴を促すことを入れると、利用規約の違反になるからです。
そのため、YouTubeとは異なったSNSを使ってプレゼント企画の参加を募っています。
この部分を知らないと最悪の場合、『チャンネルが収益化できなくなる』や『チャンネル停止やアカウント凍結』ということに繋がっていくので注意しましょう。
また応募規約を定め、不正応募や転売禁止、損害賠償などについて忘れずに記載しておきましょう。
応募フォームを作成する
4つ目の手順は、応募フォームを作成することです。
応募フォームは、誰でも無料で使える『Googleフォーム』を使っている方が多いです。
またTwitterに誘導して、Twitterのプレゼント企画の当選ツールを利用すれば運営側の負担も少なくなるのでおすすめです!
ただ、いきなり応募フォームを作成するのも難しいと思うので重要なポイントを伝えておきます。
・応募フォームで当選した場合のプレゼントの送付先を聞いておく
(後から聞かなくていいので取引がスムーズになる)
・Twitterの場合は連絡する際にダイレクトメッセージを送れるように設定してくださいと伝える
プレゼント企画を知らせる
5つ目の手順は、プレゼント企画を知らせることです。
なぜならYouTubeだけだと拡散性がなく、一部のユーザーにしかプレゼント企画の存在を知らせることができないからです。
YouTubeのコミュニティだけでなく、他のSNS、Twitterなどで投稿することがおすすめです。
特にTwitterはリツイート機能があり、幅広いユーザーにプレゼント企画を届けることが可能になるのでおすすめです。
当選者を決めて連絡する
6つ目の手順は、当選者を決めて連絡することです。
当選者の決め方は、特別な目的がない限りランダムがおすすめです。
なぜなら当選者の条件をつけてしまうと、応募が少なくなったり、拡散力が減ったりするからです。
ランダムで当選者を決める方法は、Twitterのプレゼント企画の当選ツールや、Googleフォームでランダムで応募者を弾き出す関数を使って決める方法があります。
またライブ配信で、実際にくじを引きながら当選発表をする方法もリアルタイムで結果を見られるのでおすすめです。
当選者にプレゼントを発送する
7つ目の手順は、当選者にプレゼントを発送することです。
当選者に住所、名前、連絡先、プレゼントを送ることに同意してもらってから、プレゼントを送ります。
プレゼント物が複数あり、当選者が届けられても困るといって送り返されるような事態を防ぐためにも、当選者に連絡をすることは重要です。
プレゼントを送る前に必ず連絡するようにしましょう!
プレゼント企画をする際の注意点
では次に、YouTubeのプレゼント企画をする際の注意点を3つ紹介します。
・インセンティブスパムになる可能性がある
・プレゼント企画後に登録者が減る可能性がある
・自身の住所がバレる可能性がある
それぞれ具体的に説明します。
インセンティブスパムになる可能性がある
1つ目の注意点は、インセンティブスパムになる可能性があることです。
先ほども述べたとおり、YouTubeはチャンネル登録者数や視聴回数などのエンゲージメントをお金やインセンティブで増やすことを禁止しているからです。
そのため応募条件を、YouTubeの視聴や、チャンネル登録、高評価のようなエンゲージメントに関することにすると、インセンティブスパム扱いにされます。
最悪のケースだと、『YouTubeチャンネルの停止』などのペナルティが課されるので注意しましょう。
プレゼント企画後に登録者が減る可能性がある
2つ目の注意点は、プレゼント企画後に登録者が減る可能性があることです。
なぜならプレゼント企画には、プレゼントをもらうことだけが目的の視聴者、コンテンツやクリエイターに興味のない視聴者が一定数いる可能性があるからです。
またYouTubeのチャンネル登録を応募条件にしていなくても、チャンネル登録をしたほうが当選しやすいと考える視聴者もいます。
そのため、プレゼント企画終了後にYouTubeの登録者が減る可能性があることは心に留めておきましょう。
自身の住所がバレる可能性がある
3つ目の注意点は、自身の住所がバレる可能性があることです。
なぜなら自分の住所宛でプレゼントを送付すると、当選者に居住地が伝わってしまうからです。
そのため、事務所の住所や匿名配送を利用することをおすすめします。
日本郵便やヤマト運輸であれば、匿名配送のサービス利用ができるので、『住所バレはしたくない、、』という方はぜひ活用してみてください!
まとめ
今回は、YouTubeのプレゼント企画のやり方と注意点について解説してきました。
プレゼント企画の手順をおさらいすると、下記のとおりです。
①プレゼント企画の目的を決める
②プレゼントを決める
③応募条件と応募規約を決める
④応募フォームを作成する
⑤プレゼント企画を知らせる
⑥当選者を決めて連絡する
⑦当選者にプレゼントを発送する
プレゼント企画はもちろん費用がかかりますが、目的をもって開催することでYouTubeチャンネルの認知の拡大やチャンネル登録者の増加にも繋げることができます。
『近々、YouTubeのプレゼント企画をしようかな〜』と考えている方は、ぜひ上記の手順に従ってやってみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!