【クリエイター向け】YouTubeの画質が悪い原因と対策をご紹介！

YouTubeのクリエイター数が増加していて全体的に動画のクオリティが上がっている今、動画の画質が悪いのは致命的です。

なぜなら4Kの動画が当たり前になってきており、目の肥えているユーザーは画質が悪いとすぐに離脱してしまうからです。

この記事を読んでいるあなたは、アップした動画の画質が悪いことで悩んでいることでしょう。

そこで今回は、YouTubeの画質が悪い原因とその対策について詳しく説明していきます。

誰でも簡単に解決できる方法ですので、ぜひ参考にしてみてください！

YouTubeの画質が悪い3つの原因

YouTubeの画質が悪い原因は、下記の3つが挙げられます。

それぞれ具体的に説明します。

YouTubeが動画処理に間に合っていないから

YouTubeの画質が悪い原因の1つ目は、YouTubeが動画処理に間に合っていないからです。

YouTubeにアップロードされた動画は、低画質→高画質の順番で処理が行われます。

そして低画質のアップロードが完了したタイミングで、YouTube動画自体は再生できるような仕組みになっています。

つまり、アップロードされたばかりの動画を公開してしまうと、高画質の動画の処理が間に合わないうちに視聴できるようになってしまうということです。

視聴者に高画質の動画を見てもらいたいなら、時間に余裕をもってアップロード作業を行う必要があります。

動画視聴者のインターネット環境が悪いから

YouTubeの画質が悪い原因の2つ目は、動画視聴者のインターネット環境が悪いからです。

例えば、下記のような状況が挙げられます。

YouTubeの画質は端末の回線状況に応じて、画質が自動で調整されるようになっています。

そのため、回線状況が悪いと判断されると、「フルHD→HD」というように画質が自動で落とされて再生されます。

YouTubeへ動画をアップロードする際のエンコード設定が悪いから

YouTubeの画質が悪い原因の3つ目は、YouTubeへ動画をアップロードする際のエンコード設定が悪いからです。

エンコードとは、映像や音声等の形式データを圧縮・暗号化して、別の形式データに変換することです。

ちなみに、YouTube推奨のエンコードは下記のとおりです。

上記のエンコードと異なっていると、YouTube側で再エンコードされる際に画質がさらに劣化する可能性があります。

YouTubeの画質が悪い時の対策

次に、YouTubeの画質が悪い時の対策について紹介します。

それぞれ具体的に説明します。

動画アップロード直後の公開をしない

画質が悪い時の対策方法1つ目は、動画アップロード直後の公開をしないことです。

先ほども説明したとおり、低画質→高画質の順にアップロードが完了するからです。

そのため、動画のアップロードが完了して、下記のように動画の画質にHDのマークが入ってから公開するようにしましょう。

HDマークが入ってから公開することで、低画質でしか視聴できないという状況を避けることができます。

視聴者に動画を高画質で見る方法を伝える

画質が悪い時の対策方法2つ目は、視聴者に動画を高画質で見る方法を伝えることです。

例えば、視聴者が見てくれる可能性の高い「コミュニティ投稿」や「動画の概要欄」などで高画質にする方法を伝えるのがおすすめです。

高画質で動画を見る方法は、YouTubeで設定できます。

やり方について詳しく知らない方は、以下を参考にしてみてください。

①YouTube動画の「設定」のマークをクリックして、「画質」をクリックします。

②「1080p Premium」や「1080p」などの高画質を選択します。

YouTubeが推奨するエンコード設定を行う

画質が悪い時の対策方法3つ目は、YouTubeが推奨するエンコード設定を行うことです。

「Adobe Premiere Pro」や「Final Cut Pro」などエンコードソフトは多くの種類がありますが、エンコード設定は下記で統一しておけば問題ありません。

エンコードは動画の画質や容量に大きく影響してきますので、特段の理由がない限りは上記のエンコードで設定するようにしましょう。

YouTubeの画質を良くする際の注意点

YouTube動画の画質が良くなれば、視聴者の満足度も上がることでしょう。

しかし、クリエイター側からすると画質を良くすることによる注意点もあります。

最後に、YouTubeの画質を良くする際の注意点について紹介します。

それぞれ具体的に説明します。

4K以上にすると動画ファイルが重くなる

画質を良くする際の注意点1つ目は、4K以上にすると動画ファイルが重くなることです。

動画ファイルが重くなると、動画のダウンロード、アップロードに時間がかかります。

つまり、YouTubeにアップロードするにも時間がかかるため、動画公開するときは余裕をもってアップロード作業をする必要があります。

また動画保存する容量も大きくなるので、パソコンのメモリが小さければ、すぐに容量オーバーになる可能性があります。

場合によってはクラウドストレージを契約したり、外付けハードディスクなどを用意して動画の保存先を用意しなければなりません。

サムネイルの画質も良くする

画質を良くする際の注意点2つ目は、サムネイルの画質も良くすることです。

なぜならいくら動画の画質が良くても、サムネイルの画質が悪ければクリックされないからです。

クリック率が低下してしまうと、視聴回数も伸び悩んでしまう可能性が高くなります。

そのため、動画の画質を改善するだけでなく、セットでサムネイルの画質も良くするようにしておきましょう。

クリック率を上げるサムネイルの作り方に関しては、以下の記事で詳しく説明しています。

まとめ

今回は、YouTubeの画質が悪い原因と対策についてご紹介してきました。

画質が悪い時の対策を簡単におさらいすると、下記のとおりです。

動画の画質が悪いと、目の肥えている視聴者はすぐに離脱されてしまう可能性があります。

なので、必ず上記の対策は打つようにしましょう。

またYouTube初心者のよくあるミスとして、動画のタイトルが微妙になっているケースが挙げられます。

動画タイトルの効果的なつけ方に関しては、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました！