いきなりご質問ですが、YouTubeのブランドアカウントをご存知でしょうか。
YouTubeのアカウントは個人アカウントとブランドアカウントの2つに分かれますが、それぞれに特徴があります。
例えば、ブランドアカウントは複数人でYouTubeチャンネルを管理できるけど、個人アカウントは1人で管理しないといけません。
本記事では『ブランドアカウントって何?』と疑問に思っているあなたに、ブランドアカウントの特徴やメリットを詳しく説明します。
自身のYouTubeチャンネルは個人アカウント、もしくはブランドアカウントで運営するべきなのかという視点で、ぜひ読んでみてください!
目次
ブランドアカウントと個人アカウントの違いとは
先ほども伝えたとおりですが、YouTubeのアカウントは下記の2つに分かれます。
- 個人アカウント(デフォルトアカウント)
- ブランドアカウント
ここでは2つのアカウントの違いを、詳しく説明していきます。
ブランドアカウント
ブランドアカウントとは企業、地方自治体などの団体名や、ルイ・ヴィトンなどのブランド名をアカウント名に設定できるYouTube上のアカウントになります。
ブランドアカウントの特徴は、下記のとおり。
- YouTubeのチャンネル名を自由に設定できる
- 動画投稿やコメントのときにブランドアカウント名が表示される
- チャンネルを複数メンバーで管理できる
- 1つのGoogleアカウントにつき、100個までアカウント作成できる
ブランドアカウントは100個まで作れるので、商品を宣伝するための『ブランド名』のアカウントや普段の様子をあげる『自分の実名』のアカウントに分けることができます。
そのためブランドアカウントを持っていると、目的に応じてYouTubeを使い分けることができます。
個人アカウント
一方でGoogleのアカウント名=YouTubeのアカウント名になってしまうのが、個人アカウントになります。
例えば個人アカウントでYouTubeを運営している場合、アカウント名が『鈴木太郎』であれば、チャンネル名も『鈴木太郎』になります。
つまり、YouTubeのチャンネル名と自分の名前を使い分けることができないという訳です。
他にも個人アカウントでYouTubeを運営すると、下記のようなデメリットがあります。
- 個人情報が漏れる可能性がある
- 1つのアカウントにつき、1つのチャンネルしか作れない
- 複数メンバーで運営する際にセキュリティ面で危険
特に、複数メンバーで個人アカウントのYouTubeを運営するケースが危険です。
なぜなら個人アカウントを共有すると、YouTube以外にも様々な不正ができるようになるからです。
そのため複数メンバーでYouTubeを運営するのであれば、基本的にブランドアカウントがおすすめです!
ブランドアカウントのメリット
ブランドアカウントのメリットは、下記の4つになります。
- ブランドアカウントは複数人で管理できる
- チャンネル名を自由に設定できる
- アカウントを削除しても復元できる
- ユーザー毎にアカウント権限の設定ができる
それぞれ説明します。
ブランドアカウントは複数人で管理できる
ブランドアカウントでYouTubeを運営すると、複数人で管理できます。
なぜならGoogleアカウントを持っているユーザーであれば誰でも、ブランドアカウントに招待できるからです。
個人アカウントはセキュリティ面で危険なので、信頼できる相手以外にアカウント共有ができませんでした。
しかしブランドアカウントであればセキュリティ面の心配はないので、気兼ねなくチームでYouTubeを共同運営することができます。
チャンネル名を自由に設定できる
またブランドアカウントであれば、チャンネル名を自由に設定できます。
個人アカウントであれば『苗字』と『名前』という縛りがありますが、ブランドアカウントは縛りがありません。
またYouTubeで発信している内容を、端的に表したチャンネル名にすることもできます。
例えばカワウソの成長過程を発信しているのであれば、『カワウソ成長日記』というチャンネル名にするなど。
チャンネル名はYouTubeを運営する上で最も大事なので、基本的にはチャンネル名を自由に設定できるブランドアカウントがおすすめです!
アカウントを削除しても復元できる
ブランドアカウントであれば、アカウントを削除しても復元ができます。
例えばYouTubeを運営していると、『再生回数が伸びないから辞めたい』や『アンチコメントが沢山きたから、YouTubeから離れたい』といった感情が湧くと思います。
そして、その勢いでアカウントを削除してしまったみたいなケースもあります。
そんな時でもブランドアカウントであれば、アカウントの復旧が可能なので安心です。
ユーザ毎にアカウント権限設定ができる
最後にブランドアカウントは、ユーザ毎にアカウント権限設定ができます。
ブランドアカウントは、下記の4種類の権限に分かれます。
- メインオーナー
- オーナー
- 管理者
- コミュニケーション管理者
■メインオーナー
メインオーナーはオーナーの中で1人だけがなれる仕組みなので、原則自分がメインオーナーで良いです。メインオーナーを変更することは、すなわち変更先の人にチャンネルを譲渡するということになります。
■オーナー
オーナーは基本的にすべての操作ができます。
中でもオーナーにしかできない操作が『チャンネルの削除』、『他ユーザーをオーナーまたは管理者に指定』、『他オーナーを削除』になります。
■管理者
管理者はオーナーの次に多くの権限を持っています。
例えば『チャンネル詳細の編集』、『YouTube動画のアップロード、編集、公開、削除』、『チャンネルにアクセスできるユーザーの確認』などができます。
つまりYouTube運営に関わる作業は、ほとんど出来ることになります。
■コミュニケーション管理者
コミュニケーション管理者はYouTubeにおいて可能な操作はありません。
そのため、コミュニケーション管理者という権限はほとんど使いません。
まとめ
今回はYouTubeのブランドアカウントについて説明してきました。
おさらいしておきましょう。
- YouTubeのチャンネル名を自由に設定できる
- 動画投稿やコメントのときにブランドアカウント名が表示される
- チャンネルを複数メンバーで管理できる
- 1つのGoogleアカウントにつき、100個までアカウント作成できる
またブランドアカウントはアカウントの復元機能、ユーザ毎にアカウント権限設定ができる機能がありました。
まとめるとYouTubeを複数人で運営する人には、ブランドアカウントは必要不可欠な機能ばかりでした。
ブランドアカウントを作りたいと思った方は下記の記事を参考にブランドアカウントを作成してみてください!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。