YouTube収益化の条件が2023年8月に緩和され、これまでチャンネル登録者が1,000人必要だったのが、500人にまでハードルが下がりました。
より収益化しやすくなったこともあり、YouTube収益の受け取り方法の設定で手こずっている人が多くいます。
そこで今回はYouTube収益の受け取り方法について、4ステップごとに詳しく説明します。記事の後半では、収益を受け取れる日程、そして受け取る際の注意点についても紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。
YouTubeの収益化の詳しい条件については、以下の記事にまとめていますのでご参考にどうぞ。
YouTubeから収益を受け取る方法
YouTube収益の受け取り方法ですが、以下の4ステップになります。
- 個人情報の確認
- 税務情報の提出
- 受け取り手段の選択
- 受け取り基準額への到達
それぞれ具体的に説明します。
個人情報の確認
YouTube収益が基準額に達すると、「本人確認」と「住所の確認」が行われます。
◼︎本人確認
本人確認では、身分証明書の提出が必要になります。
具体的には、パスポート・政府発行の身分証明書・運転免許証・居住許可証などがあります。
◼︎住所の確認
本人確認が完了すれば、お支払い先住所にPINが郵送されます。
そして郵送されてきたPINをYouTube向けのAdSenseアカウントに入力していただくと、住所が確認されて今後のお支払いが可能になります。
PINは普通郵便で郵送されますが、お届けまでに3〜4週間ほどかかる場合があります。
そのため、YouTube収益が基準額に達したら、なるべく早く本人確認を済ませるようにしましょう。
税務情報の提出
YouTubeで収益化するには、税務情報の提出が必須になります。
- YouTube向けAdSenseアカウントにログインします
- 「お支払い」→「お支払い情報」をクリックします
- 「設定を管理する」 をクリックします
- 「お支払いプロファイル」までスクロールし、「アメリカ合衆国の税務情報」の横にある編集アイコンをクリックします
- 「税務情報の管理」をクリックします
- 「税務情報の追加」をクリックして、フォームを入力していきます
①YouTube向けのAdSenseアカウントにログインします。
②「お支払い」→「お支払い情報」をクリックします。
③「設定を管理する」 をクリックします。
④「お支払いプロファイル」までスクロールし、「アメリカ合衆国の税務情報」の横にある編集アイコンをクリックします。
⑤「税務情報の管理」をクリックします。
⑥「税務情報の追加」をクリックして、フォームを入力していきます。
受け取り手段の選択
収益がお支払いの基準額に達すると、受け取り方法を選べるようになります。
受け取り方法は、大きく分けて4つあります。
- 銀行口座振込(電子決済)
- Hyperwallet
- 電信送金
- 小切手
日本国内ではほとんどの場合、「銀行口座振込」が選ばれています。
- YouTube向けのAdSenseアカウントにログインします
- 「お支払い」→「お支払い情報」をクリックします
- 「お支払い方法の管理」をクリックします
- 「お支払い方法を追加」をクリックします
- 下記のお支払い情報の入力画面が出てくるので入力します。入力が完了したら、「保存」をクリックします
①YouTube向けのAdSenseアカウントにログインします。
②「お支払い」→「お支払い情報」をクリックします。
③「お支払い方法の管理」をクリックします。
④「お支払い方法を追加」をクリックします。
⑤下記のお支払い情報の入力画面が出てくるので入力します。入力が完了したら、「保存」をクリックします。
受け取り基準額への到達
月末の時点で、YouTube収益がお支払い基準額に達していればお支払い手続きに入ります。
国ごとにお支払い基準額は異なりますが、日本は8,000円で設定されています。
仮にYouTube収益が8,000円に満たない場合、収益は翌月に繰り越される仕組みなので注意しましょう。
お支払額に関しては、「YouTube向けのAdsenseアカウント」もしくは「YouTube Studioアプリ」で確認できます。
YouTubeから収益を受け取れる日はいつ?
YouTubeから収益を受け取れる日は、どの受け取り方法を選択したかによって変わります。
- 銀行口座振込(電子決済):4〜10日後
- 電信送金:最長15営業日
- 小切手:2〜4週間
基本的には、翌月の21〜26日の間にYouTubeからお支払いが行われ、「お支払い」ページに「お支払いが保留中」という項目が表示されるようになります。
ですが電信送金や小切手などの受け取り方法に関しては、受取日までの時間がかかるため、実際に口座で金額を受け取るまでに時間がかかるようになっています。
もしお支払いが振り込まれていない場合は、金融機関にお問い合わせするようにしましょう。
YouTubeから収益を受け取る際の注意点
YouTubeから収益を受け取る際の注意点は、下記のとおりです。
- Googleアドセンスの収益の反映は遅れが生じる場合がある
- YouTubeアナリティクスの金額と実際の受け取り金額が異なる場合がある
上記を知っておかないと、実際に振り込まれたときに「思ってたより金額が少ない、、」と落胆してしまいかねません。
今回初めてYouTubeからの収益を受け取るという方は、必ず抑えておきましょう。
Googleアドセンスの収益の反映は遅れが生じる場合がある
YouTubeから収益を受け取る際の注意点1つ目は、Googleアドセンスの収益の反映は遅れが生じる場合があることです。
前提として、YouTubeの収益を確認できるのは以下の2つです。
- YouTube向けのAdsenseアカウント
- YouTube Studioアプリの「収益化」のページ
YouTube向けのAdsenseアカウントは反映までに時間がかかるため、もしすぐに収益を確認したいのであれば、YouTube Studioアプリから収益を確認するのがおすすめです。
- YouTube Studioアプリを開きます
- 下メニュー欄の「収益化」をタップします
- 1番上に「間もなく支払われる予定です」という表示がありますので、そこの金額を確認しましょう
①YouTube Studioアプリを開きます。
②下メニュー欄の「収益化」をタップします。
③1番上に「間もなく支払われる予定です」という表示がありますので、そこの金額を確認しましょう。
YouTubeアナリティクスの金額と実際の受け取り金額が異なる場合がある
YouTubeから収益を受け取る際の注意点2つ目は、YouTubeアナリティクスの金額と実際の受け取り金額が異なる場合があることです。
なぜならYouTube Studioの金額は概算の数字であり、実際の受け取り収益とは異なるからです。
実際の収益は、控除や税金を差し引いた金額になり、正式な金額は支払日に確定することになっています。
また収益は、無効なトラフィックやContent IDの申し立て、請求その他の調整により金額が変動することもあれば、為替の関係で金額が変動することがあります。
初めての収益受け取り時には「あれ?金額が少ない?」と疑問に思うかもしれませんが、YouTubeアナリティクスの収益と実際の受け取り収益が異なることは一般的なことなので気にしないようにしましょう。
まとめ
今回は、YouTube収益の受け取り方法について解説してきました。
せっかく収益化条件に達しても、個人情報や税務情報、そして受け取り方法の選択をしていなければYouTubeからの収益は受け取ることができません。
すでに収益化条件を上回っている方は、なるべく早く受け取り方法を設定するようにしましょう。
少し話は変わりますが、YouTubeで稼いでいくには日本だけでなく、海外の視聴者を獲得していくことも大切です。
「今後、よりユーザーの多い海外層を取り込みたい!」という方は、ぜひ翻訳という選択も視野に入れてみましょう。
より効率的にYouTubeのチャンネル登録者を獲得したり、再生回数を増やせるようになります。
少しでも翻訳にご興味のある方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!