YouTubeの低評価が与える影響とは|原因4選も解説

youtube 低評価
目次

YouTubeを運営していると、

「低評価が付いたらどうしよう」と不安になる方は多いのではないでしょうか。

特に動画の再生数や収益への影響があるのか気になる人も少なくありません。

実は、YouTubeの低評価は直接的にアルゴリズムへ大きな影響を与えるものではありませんが、

チャンネル運営において無視できないデータでもあります。

本記事では、YouTubeの低評価が与える実際の影響と、その原因になりやすい動画の特徴を解説します。

低評価を正しく理解して改善につなげれば、今後の動画運営に必ず役立ちますので、ぜひ参考にしてみてください。

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YouTubeの低評価とは

youtube 低評価

YouTubeの低評価とは、動画を見た視聴者が「内容に不満を持った」「期待外れだった」と、

感じたときに押すボタンのことです。

高評価と同様に視聴者のリアクションを示す指標ですが、

2021年11月のアップデート以降は低評価の数が一般視聴者には表示されなくなりました。

つまり、低評価ボタン自体は残っているものの、

押された数はチャンネル運営者以外には見えない仕様になっています。

一方で、動画投稿者はYouTube Studioを通じて低評価数を確認することが可能です。

これにより視聴者同士が「低評価が多いから見ない」と判断する機会は減りましたが、

投稿者にとっては改善点を見つけるための重要なデータとして使われています。

YouTubeの低評価による影響の有無

YouTubeにおいて低評価が付くことを心配する人は多いですが、

実際には広告収入や再生回数に直接的な影響はありません。

低評価の数はアルゴリズムに大きく関与せず、

視聴維持率やクリック率といった他の指標が優先されるからです。

ただ、それでも心配に思う方に向けて、

なぜ影響を及ぼさないのかについて具体的に解説します。

動画の広告収入

YouTube動画に低評価が多く付けられても、

動画広告・バナー広告による広告収入に悪影響はありません。

YouTubeの収益は再生回数や広告の表示回数、

広告単価によって決まる仕組みだからです。

たとえば、内容に不満を持った一部の視聴者が低評価を付けても、

広告は通常通り配信されます。

実際、低評価の多い炎上系動画が再生数を稼ぎ、

広告収入を伸ばしているケースもあります。

このように低評価の数自体は、

広告収益に直接的な影響を与える要素ではないといえます。

動画の視聴回数

低評価が多い動画であっても、視聴回数には影響しません。

YouTubeのおすすめ表示や検索順位に反映されるのは「総合的な視聴者の反応」であり、

低評価の有無ではなく再生時間やクリック率などのデータが重視されるからです。

たとえば、低評価が多くても話題性のある動画であれば、

アルゴリズムに評価され、多くの人に表示され続けます。

つまり、低評価の数がそのまま視聴回数の減少につながることはありません。

重要な指標である再生時間については、

YouTube Studioの「視聴維持率」のデータを見ることで確認できます。

ぜひ以下の記事を参考にして、ご自身のYouTubeチャンネルの視聴維持率を確認してみてください。

YouTubeの低評価が押されやすい動画の特徴

youtube 低評価

YouTubeの低評価が押されやすい動画の特徴は、下記のとおりです。

YouTubeの低評価が押されやすい動画の特徴
  • タイトル詐欺やサムネ詐欺になっている
  • 広告やプロモーションが過激すぎる
  • コンテンツの質が低い
  • 攻撃的・不快な表現をしている

それぞれ具体的に説明します。

タイトル詐欺やサムネ詐欺になっている

タイトルやサムネイルで視聴者の期待を過度に煽ってしまうと、低評価が集まりやすくなります。

なぜなら、実際に動画を見たときに「期待外れだった」と感じると、不信感が生まれるからです。

たとえば、絶対に稼げる副業と謳って内容が曖昧な解説だけだった場合、視聴者は裏切られたと感じます。

このように釣り的な表現は一時的に再生回数を増やせても、長期的には評価を下げる原因となります。

タイトル詐欺やサムネ詐欺には、細心の注意を払うようにしましょう。

正攻法でクリック率を上げるサムネイル・タイトルの作り方は、以下の記事で詳しく説明しています。

広告やプロモーションが過激すぎる

動画内で広告やプロモーションを過剰に入れてしまうと、低評価が押されやすくなります。

理由は、視聴者が知りたい情報やコンテンツよりも宣伝が優先されていると感じてしまうからです。

例えば、本編に入る前に長々と商品の宣伝をしたり、

繰り返し同じ広告を挿入すると「鬱陶しい」と思われる可能性が高くなります。

結果的に、動画の価値よりも不快感が残り、評価を下げることに繋がります。

そのため、過激な広告やプロモーションは避けるようにしましょう。

コンテンツの質が低い

動画のクオリティが低い場合、低評価が付きやすくなります。

なぜなら視聴者は時間を使って視聴しているため、その対価として有益な情報や楽しさを求めているからです。

例えば、音声が聞き取りにくい、テロップが入っていない、

映像が暗くて見づらい、内容が薄いといった動画は「最後まで見る価値がない」と判断されやすいです。

結果として、視聴者は不満を示す手段として低評価を押す傾向がありますので注意しましょう。

中でも、テロップはVSEO対策になる、視聴維持率が上がるなど多くのメリットがあります。

テロップを付けていない方は、以下の記事でテロップを入れる方法について学んでおきましょう。

攻撃的・不快な表現をしている

攻撃的な言葉遣いや特定の人物・団体を貶める内容は、低評価を招きやすいです。

なぜかというと、視聴者はエンタメ性や有益な情報を期待しているのに、

否定的な発言や不快な表現を聞くと気分を害するからです。

例えばライバルの悪口ばかりを述べる動画や差別的な発言を含む動画は、炎上の対象にもなります。

その結果、チャンネル全体の評価にも悪影響を及ぼす可能性が高いので注意しましょう。

YouTube動画の低評価を確認する方法

次に、YouTube動画の低評価を確認する方法について説明します。

YouTube動画の低評価を確認する手順
  1. YouTube Studioにログインします
  2. 左メニューの「コンテンツ」をクリックします
  3. 対象の動画の「アナリティクス」を開く
  4. 「エンゲージメント」のタブの「高評価率(高評価と低評価の比率)」の部分で、低評価数や比率が確認できます。

YouTube Studioにログインします

②左メニューの「コンテンツ」をクリックします

youtube 低評価

③対象の動画の「アナリティクス」を開く

youtube 低評価

④「エンゲージメント」のタブの「高評価率(高評価と低評価の比率)」の部分で、低評価数や比率が確認できます。

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まとめ

youtube 低評価

YouTubeの低評価は、収益や再生回数に直接的な影響を与えるものではありません。

しかし、視聴者の不満が表れるサインとしては非常に重要です。

低評価が付いたときは落ち込むのではなく、

タイトルやコンテンツ内容、広告の入れ方などを振り返る良い機会と捉えましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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