2025年になり、YouTubeでは新たに「代名詞」という設定が増えました。
今回は代名詞とは何なのか、代名詞の設定方法・設定すべきチャンネルなどについて詳しく解説していきます。
記事の後半では、代名詞を設定している実際のYouTubeチャンネルを紹介しています。
どのようなチャンネルに代名詞を使うメリットがあるのかがわかるので、ぜひ最後までご覧ください!
YouTubeの代名詞 設定とは?
YouTubeの代名詞を設定すれば、チャンネルのホーム画面を閲覧した時に、チャンネル名の横に「he/him」のように代名詞が表示されるようになります。
本記事を読んでいる方の中には、「なぜ代名詞を設定する必要があるの?」と感じている方もいることでしょう。
結論からいうと、特に性別をアピールする必要がなければ設定する必要はありません。
例えば、トランスジェンダーの方のYouTubeなど、どちらの性別で見られたいのかを顕示したいときに設定されることが多いです。
YouTubeで代名詞を設定する手順
YouTubeで代名詞を設定する手順は、下記のとおりです。
- YouTube Studioにログイン
- 左側メニューの「カスタマイズ」を選択して、「代名詞を追加」をクリック
- 「言語でフィルタ」のボタンをクリックして、
代名詞を設定したい言語を選択。選択できたら「適用」をクリックします。 - 代名詞を入力して関連する代名詞を選択。最大4つの代名詞を追加できます。
- 代名詞を公開する対象を選択
- 「公開」をクリック
それぞれの手順ごとに詳しく説明します。
①YouTube Studioにログインします。
②左側メニューの「カスタマイズ」を選択して、「代名詞を追加」をクリックします。
③「言語でフィルタ」のボタンをクリックして、代名詞を設定したい言語を選択します。選択できたら「適用」をクリックします。
④代名詞を入力して関連する代名詞を選択します。最大4つの代名詞を追加できます。間違って代名詞を選択してしまった場合は、「×」ボタンをクリックすることで削除できます。
⑤代名詞を公開する対象を選択します。「全員に表示」もしくは「チャンネル登録者のみに表示」の2択があるので、どちらかを選択しましょう。
⑥画面右上にあるメニュー欄の「公開」をクリックします。
YouTubeで代名詞を設定した際の見え方
代名詞を設定しているYouTubeチャンネルはまだまだ少ないです。
「代名詞を設定したらどのように見えるの?」と疑問に思っている方もいるでしょう。
そこでYouTubeで代名詞を設定したらどのように表示されるのか、また実際に代名詞を設定しているチャンネルについて紹介します。
視聴者にはどう見えるのか?
YouTubeの代名詞を設定すれば、チャンネルのホームを閲覧した時に下記のように表示されます。
代名詞を設定した場合・設定しなかった場合を比較してみます。
- 設定した場合:株式会社クロボ(he/him)
- 設定しなかった場合:株式会社クロボ
本例では、代名詞に「he」と「him」の2種類を設定したので、2つが表示されています。
例えば「she」と「her」と「hers」を設定した場合、「株式会社クロボ(she/her/hers)」のように3つの代名詞が表示されるようになります。
YouTubeで代名詞を設定しているチャンネル
次に、YouTubeで代名詞を設定しているチャンネルを紹介します。
◼︎代名詞を設定している海外のYouTubeチャンネル

(出典:Ghostpop)
代名詞を設定しているチャンネルはまだ多くないですが、現在のところ海外のトランスジェンダーの方が利用していることが多いです。
視聴者に自分のことを男性として見てほしいのか、それとも女性として見てほしいのかを明確にするために代名詞が利用されています。
まとめ
今回は、YouTubeの代名詞の設定方法、設定した時の見え方について詳しく解説してきました。
YouTubeの代名詞は視聴者に自分のことを男性としてみてほしい場合は「he」、女性としてみてほしいという場合は「she」を設定します。
ただし、設定したからといって再生回数などに影響は与えませんので、必ず設定する必要はありません。
海外向けチャンネル、もしくは性別を顕示したいときは設定するのがいいと思います。
海外向けにYouTubeを発信する場合、再生回数やチャンネル登録数を伸ばすためには翻訳することが大事です。
日本以外の視聴者を獲得したい場合は、ぜひYouTube翻訳を検討してみましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!