TikTokはショート動画のプラットフォームの中でも、1番有名といっても過言ではありません。
TikTokで動画がバズれば、1つの動画だけで1万人以上にリーチすることも可能であり、「自社の商品を売りたい」や「影響力をつけたい」といった部分も叶えられます。
しかし、TikTokは単にショート動画を上げるだけでは、バズる可能性も極めて低いです。なぜなら今ではTikTok内に多くのショート動画が出回っており、視聴者の目も肥えているからです。
そのため、動画を編集して高クオリティな動画に仕上げなければなりません。
そこで今回は、TikTokの編集におすすめのアプリ、ソフト10選をご紹介します。
まだTikTokの動画編集アプリ・ソフトを決めていない方は、この機会に自分にあったツールを見つけてみましょう!
スマホ版:TikTokの編集におすすめのアプリ!
まずはスマホで使える、TikTokの編集におすすめのアプリを紹介します。
- VivaVideo
- VLLO
- InShot
- Premiere Rush
- CapCut
それぞれ具体的に説明します。
VivaVideo
VivaVideoの最大の特徴は、テーマを決めるだけで自動で編集してくれる点です。
たとえば旅行している時の動画をアップロードしたいなら、「旅行」とテーマを決めるだけで自動でおしゃれな動画を作成してくれます。
- 対応OS:iOS,Android
- 有料版の金額:月額280円、年額1,450円
- ダウンロード先:iOS版はこちら、Android版はこちら
無料版でも動画編集は問題なくできますが、ウォーターマークが表示される、動画の長さ制限があるなどのデメリットがあります。
VLLO
VLLOの最大の特徴は、シンプルで直感的な操作性です。
初心者でも迷うことなく操作でき、カット・トリミング・速度調整などを簡単に行えます。
- 対応OS:iOS,Android
- 有料版の金額:月額450円、年額880円、無制限2820円
- ダウンロード先:iOS版はこちら、Android版はこちら
無料版でも基本的な動画編集はできて、かつウォーターマークも付きません。
広告を消したり、モザイク処理をしたい場合は、有料プランに切り替えるのがおすすめです。
InShot
InShotの最大の特徴は、SNS向けに特化している点です。
TikTokだけでなく、Instagram、YouTube向けのフォーマット(縦動画やスクエア)に対応しており、エクスポート機能も豊富です。
- 対応OS:iOS,Android
- 有料版の金額:月額450円、年額1400円、永久会員4280円
- ダウンロード先:iOS版はこちら、Android版はこちら
無料版でも基本的な動画編集はできますが、広告が付いてきたり、使えるステッカー・エフェクト・トランジションに制限があります。
欲しいアイテムだけ課金する制度もあるので、いきなり有料会員にするのではなく、必要に応じてプランを変更するのがおすすめです。
Premiere Rush
Premiere Rushの最大の特徴は、あらゆるデバイスに対応している点です。
出先はスマホで編集して、自宅に帰ってきたらパソコンで作業することも可能です。
- 対応OS:iOS,Android
- 有料版の金額:月額1,078円
- ダウンロード先:iOS版はこちら、Android版はこちら
Premiere Rushでは『Premium Rush 無料スタータープラン』という無料プランが用意されており、書き出し3回まで、2GBのクラウドストレージの制限内で使えます。
CapCut
CupCutの最大の特徴は、AI機能を活用した高度なエフェクトと自動編集機能です。
自動字幕の生成、リズムに合わせた自動カットなど、AIを駆使することで初心者でも簡単に編集ができます。
- 対応OS:iOS,Android
- 有料版の金額:
サブスクリプションの場合→月額1,080円、年額9,900円
買い切りの場合→1ヶ月1,350円、1年10,800円 - ダウンロード先:iOS版はこちら、Android版はこちら
無料プランでも基本的な動画編集はできますが、クラウドストレージが1GBまでの制限があり、サイズの大きい動画などの編集には向いていません。
PC版:TikTokの編集におすすめのソフト!
次にPCで使える、TikTokの編集におすすめのアプリを紹介します。
- DaVinci Resolve
- Final Cut Pro
- Premiere Pro
- PowerDirector
- BeeCut
それぞれ具体的に説明します。
DaVinci Resolve
DaVinci Resolveの最大の特徴は、無料版でも約9割の機能が使えることです。
TikTokなどのSNS向けの編集程度であれば、無料版でも十分カバーできます。
- 対応OS:macOS、Windows
- 有料版の金額:買い切りで47,980円
- ダウンロード先:https://www.blackmagicdesign.com/jp/products/davinciresolve
無料プランでもウォーターマーク無しで、かつ長時間の動画も問題なく編集できます。
PVやMVを作るのであれば無料版だと役不足かもしれませんが、TikTokなどのショート動画であれば無料プランでもハイクオリティな動画を作成できます。
Final Cut Pro
Final Cut Proの最大の特徴は、高解像度の動画でもスムーズに編集できる点です。
Premiere Proに引けを取らないほど、国内でも有名なアプリだといえます。
またハイクオリティな動画を作成するのに向いているため、TikTokをやりながらYouTubeなど他のSNSにも挑戦したい方などにおすすめです。
- 対応OS:macOS
- 有料版の金額:買い切り36,800円
- ダウンロード先:https://www.apple.com/jp/final-cut-pro/
Final Cut Proは90日間無料で、すべての機能が使えます。
期限が切れたあとは無料版が使えなくなってしまうため、90日間で自分に合うツールなのかを見極めることが大事です。
Premiere Pro
Premiere Proの最大の特徴は、業界標準のプロフェッショナル向け編集機能です。
有名なYouTuber、映像クリエイターの多くが使っており、Premiere ProのソフトのみでTikTokだけでなく、あらゆるSNSに対応できる汎用性を持っています。
- 対応OS:macOS、Windows
- 有料版の金額:
単体プラン→月額2,398円
Creative Cloudコンプリートプラン→月額6,480円
学生・教職員向け→月額1,980円
法人版:月額4,380円 - ダウンロード先:iOS版はこちら、Android版はこちら
Premiere Proは7日間の無料体験コースがあり、すべての機能を無料で使えます。
PowerDirector
PowerDirectorの最大の特徴は、100万点のロイヤリティフリー素材(BGMや効果音など)があることです。
- 対応OS:macOS、Windows
- 有料版の金額:月額2,180円、年額8,980円
- ダウンロード先:https://jp.cyberlink.com/products/powerdirector-video-editing-software-mac/overview_ja_JP.html
無料版でも基本的な動画編集はできますが、動画を書き出す時に透かしロゴが入ったり、エフェクトやテンプレートに制限がかかってしまいます。
また無料版だと4K動画に対応できないので、高画質の動画を編集したい場合は、有料プランを検討しなければなりません。
BeeCut
BeeCutの最大の特徴は、UIが直感的でわかりやすく初心者でも使いやすい点です。
また制作した動画をTikTokやInstagramなどに、そのままアップロードできるので無駄な工程なく動画を公開できます。
- 対応OS:macOS、Windows
- 有料版の金額:月額4,680円、年額7,980円、永久版24,880円
- ダウンロード先:https://beecut.com/jp/
無料版でも動画編集の全機能を利用できますが、動画にロゴが付いたり、フルHDの動画を出力できなかったりなどのデメリットがあります。
TikTokの編集アプリを選ぶ際の注意点!
最後に、TikTokの編集アプリを選ぶ際の注意点を2つ紹介します。
- 商用利用が可能かどうかを確認する
- 無料版でどこまでできるかを確認する
それぞれ具体的に説明します。
商用利用が可能かどうかを確認する
TikTokの編集アプリを選ぶ際の注意点1つ目は、商用利用が可能かどうかを確認することです。
商用利用の規約などを守らずに編集アプリを使ってしまうと、著作権侵害によるペナルティや罰金が課される可能性があるからです。
今回紹介した編集アプリの中だと、CapCutを利用するときに特に注意しなければなりません。
Capcutは全てが商用利用可能ではなく、素材によっては商用利用不可になっています。
トラブルになるリスクを避けるためにも、商用利用は念入りにチェックするようにしましょう。
無料版でどこまでできるかを確認する
TikTokの編集アプリを選ぶ際の注意点2つ目は、無料版でどこまでできるかを確認することです。
なぜなら有料版にしないとやりたかった編集ができないということが後からわかると面倒であり、無駄に費用が掛かってしまうからです。
例えば、動画にウォーターマークが付くなどが挙げられます。
アプリやソフトをダウンロードする前に、必ず自分のニーズに合っているのかを確認するようにしましょう。
まとめ
今回は、TikTokの編集におすすめのアプリ・ソフト10選を紹介してきました。
- VivaVideo(ビバビデオ)
- VLLO(ブロ)
- InShot(インショット)
- Premiere Rush(プレミアラッシュ)
- CapCut(キャップカット)
- DaVinci Resolve(ダビンチ リゾルブ)
- Final Cut Pro(ファイナルカットプロ)
- Premiere pro(プレミアプロ)
- PowerDirector(パワーディレクター)
- BeeCut(ビーカット)
TikTokにショート動画をアップロードするだけであれば、無料版でも対応できるケースが多いです。
ですがTikTokだけでなく、YouTubeに通常動画などをアップロードするのであれば、より多機能でハイクオリティなツールがおすすめです。
アプリ・ソフトを使いこなすには時間がかかるため、しっかり見極めた上で自分にあったものを選ぶようにしましょう。
TikTokとYouTubeの使い分けについて迷っている方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!