「自分と同じジャンルのチャンネルは伸びているのに、自分のチャンネルは伸びていない。」
「自分と同じジャンルには競合が多く、それらのコンテンツの質が良いから、競合にはかなわない。」
以上のような悩みがあったり、再生回数や登録者数が伸び悩んでいませんか?
そんな悩みがある方に向けて今回は、YouTubeの競合チャンネルを分析する方法についてご紹介させていただきます。
YouTubeの競合チャンネルを分析する3つのステップ!
まず、YouTubeの競合チャンネルを分析する際には、下記の3つのステップがあります。
今回ご紹介するこの3つのステップを行えば、あなたも簡単に競合分析ができるようになります。
ステップ1:競合のチャンネルを見つける
ステップ2:競合のチャンネルの人気動画を分析する
ステップ3:複数の競合チャンネルの類似点を見つける
ステップ1:競合のチャンネルを見つける
まずは、同じジャンルのチャンネルやクリエイターを見つけることが重要です。
この同じジャンルのチャンネルを見つける際には、下記2つのコツがあります。
ⅰ.YouTubeの検索でチャンネルのみにフィルタをかける
ⅱ.投稿数が少ないが、短期間で登録者数が増えているチャンネルを見つける
それでは、まず1つ目の「YouTubeの検索でチャンネルのみにフィルタをかける」について、詳しく説明していきます。
YouTubeの検索でチャンネルのみにフィルタをかける
フィルタをかけることで、簡単に自分の見つけたいチャンネルを探すことができます。
具体的には以下のような手順でフィルタをかけることができます。
フィルタをかけると、画像のように検索キーワードに関連するチャンネルが下にずらりと並びます。
例えば、「お絵かき」と検索するとチャンネル登録者数6万人ほどの「YURIKO-お絵かき」さんや、15万人ほどの「松村上久郎」さんのチャンネルを見つけることができます。
ぜひ、この方法で競合チャンネルを探してみてください。
投稿数が少ないが、短期間で登録者数が増えているチャンネルを見つける
まず、投稿数が少ないが、短期間で登録者数が増えているチャンネルを見つける理由を説明します。
その理由は、そのようなチャンネルの場合、何か1本の動画の再生回数が通常より回っていたり、バズっている動画がある可能性が高いからです。
そのような動画を参考にすることで、その動画の関連動画に載ったり、視聴者へオススメ表示される可能性が高まります。
例えば、先ほど同様に「お絵かき」のジャンルであれば、セシのお絵描き生活【sesi drawing life】は、24本の動画投稿で7,700人の登録者数を獲得しています。
また、このチャンネルでは、通常の再生回数が1万回を下回る中、1つの動画で16万回再生されている動画がありました。
このように、ただ登録者数の多いチャンネルだけを参考にするだけではなく、投稿数は少ないが短期間で登録者数が増えているチャンネルを見つけてみてください。
ステップ2:競合のチャンネルの人気動画を分析する
ステップ1で、競合のチャンネルを見つけたら、次はそのチャンネルがなぜ伸びているのかを分析してみましょう。
チャンネルを分析する際には、1つのポイントがあります。
それは、競合のチャンネルが伸びるきっかけになった動画を探すことです。
そのようなチャンネルには、必ず1本や、2本ヒット動画があり、その動画をきっかけに登録者数が伸びたり、他の動画も再生されます。
そのため、競合のチャンネルを分析する際は、人気動画順に動画を並び替え、最も再生されている動画から順番に分析をしてみてください。
また、人気動画を分析する際には、下記の項目を確認してみてください。
・タイトル
・サムネイル
・タグ
・動画の内容
上記項目は、YouTubeが視聴者に動画をオススメするかどうかを決めたり、視聴者が動画を再生するかどうかを決めたりする判断基準となります。
また、動画を分析する際は、タイトルやサムネイルで共通しているキーワードがあるかどうかを確認してみてください。
投稿数が少ないチャンネルにも関わらず短期間で再生回数が増えている動画のほとんどが、
タイトルに入っている検索キーワードのヒット、もしくは関連動画へのオススメで視聴者に知られ、再生されます。
そのため、特にタイトルとサムネイルのチェックは入念にしましょう。
他にも、視聴者のコメントからその動画が評価されている部分を見つけることもオススメです。
ステップ3:複数の競合チャンネルの共通点を見つける
ステップ1、ステップ2を繰り返し行い、複数の競合チャンネルに共通している点がないかを見つけましょう。
競合の分析をする際は、1つの動画ではデータとしては不十分なため、複数のチャンネルで伸びている動画に共通している点を洗い出しましょう。
例えば、競合のどのチャンネルでも使われているタイトルのキーワードや、企画、サムネイル、BGMなど、共通点を見つけれるだけ見つけ全てリストアップしてみることがオススメです。
そうすることで、競合のチャンネルが伸びている理由がより詳細に分かります。
分析の結果を検証する
上記で分析方法についてご紹介しましたが、分析をしたら実際に検証をしてみましょう。
検証をしてみると、実際に再生回数が伸びる傾向もありますが、伸びない場合ももちろんあります。
そのため、どの場合は再生回数や登録者が伸び、どの場合は伸びなかったのかのデータを蓄えることをしましょう。
そうすることで、再生回数を伸ばすためのコツがわかったり、今後のYouTubeの運用がかなり楽になったりします。
YouTubeで競合分析が必要な理由
それでは、次にYouTubeで競合分析が必要な理由についてご紹介します。
YouTubeで競合分析が必要な理由は、視聴者があなたの動画と競合チャンネルの動画を比較しているからです。
詳しく説明するとYouTubeにはたくさんの動画があり、その中から視聴者は動画を選びます。
キーワードを検索をした場合でも、動画を視聴している最中でも、関連動画にたくさんの動画が表示されます。
しかし、それは良いことでもあり、その関連動画を分析することで、再生回数を伸ばす手法を倣ったり、仮説立てることができます。
例えば、あなたの動画が競合のチャンネルの関連動画に表示される場合は、関連元の動画にタイトルやサムネイルを似せるような工夫をすることができます。
このように、常に同じジャンルの競合にはどのようなチャンネルがあり、そのチャンネルがどのような動画を投稿しているのかを確認する必要があります。
まとめ
本日は、YouTubeの競合チャンネルの分析方法についてご紹介させていただきました。
いかがだったでしょうか?
本日の内容をおさらいしますと、競合分析をするにあたって重要な3つのステップがありました。
ステップ1:競合のチャンネルを見つける
ステップ2:競合のチャンネルの人気動画を分析する
ステップ3:複数の競合チャンネルの類似点を見つける
それでは、ぜひこの3つのステップを参考に競合チャンネルの分析をしてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。