YouTuberとして活動していく中で、チャンネル名は1番大事といっても過言ではありません。
しかし、チャンネル名の正しい決め方などを知らず、損したチャンネル名の決め方をしている方が多いのが現状です。
チャンネル名を適当に決めてしまうと、視聴者から覚えてもらえなかったり、どのようなジャンルのチャンネルなのか把握できず見てもらえなかったりします。
そのため、YouTubeを始める前に正しいチャンネル名の決め方に従って、チャンネル名を考えることが大切になります。
そこで今回は、YouTubeのチャンネル名の決め方を6つのコツに分けて解説していきます。
『チャンネル名の正しい決め方って知らないかも、、』という方は、ぜひ最後まで読んでみてくだささい!
YouTubeのチャンネル名は大切なの?
改めて伝えますが、YouTubeのチャンネル名は大切です。
なぜならチャンネル名によっては、YouTubeの検索に引っかかる頻度やチャンネルを覚えてもらえる度合いが異なってくるからです。
例えばYouTubeのチャンネル名が20文字以上あると、覚えるのが大変なので検索される可能性も低くなってしまいます。
そのため、YouTubeのチャンネル名は今後のことを意識して、決め方のコツなどに従って決めるようにしましょう。
チャンネル名を決める時に意識すること!
チャンネル名を決めるときに意識することは、検索されやすいキーワードを使うことです。
この後も詳しく説明しますが、YouTubeのチャンネル名が複雑だったり、難解な単語を使っていたりすると、そもそも検索されません。
そのため、シンプルなチャンネル名で覚えてもらいやすく、かつ他チャンネルと被らないように差別化することが大事になります。
次の章では、具体的にチャンネル名の決め方のポイントを紹介していきます。
YouTubeのチャンネル名を決めるポイント!
次に、YouTubeのチャンネル名の決め方を紹介していきます。
決め方のポイントは、下記の6つになります。
- チャンネルの内容が伝わりやすいネーミングにしよう
- キーワード選定に気をつけよう
- チャンネルのメインターゲットを定めよう
- チャンネル名の差別化を意識しよう
- チャンネル名はシンプルに
- チャンネル名を口に出して言ってみよう
それぞれ決め方のポイントを具体的に説明します。
チャンネルの内容が伝わりやすいネーミングにしよう!
決め方のポイント1つ目は、チャンネルの内容が伝わりやすいネーミングにすることです。
少し掘り下げると、チャンネルのジャンルが連想できるネーミングを付けることがコツです。
なぜならチャンネル名が覚えやすいだけでなく、配信内容をイメージすることが簡単で視聴者を効率的に獲得することができるからです。
例えば、登録者7万人以上の『兼業主夫ケンのキャンプ飯チャンネル』は、男1人で作れるキャンプ飯を紹介している動画だとすぐイメージできます。
このように、チャンネル名はジャンルが連想できるようなネーミングにしましょう。
キーワード選定に気をつけよう!
決め方のポイント2つ目は、キーワード選定に気をつけることです。
なぜなら検索に引っかかるキーワードをチャンネルに盛り込めば、YouTube・Google・Yahooなどの検索から流入する可能性があるからです。
先ほどの例でいくと、チャンネル名に『キャンプ』や『キャンプ飯』と入っていることで、検索に引っかかる可能性がでてきます。
造語の場合だと、検索されたときに検索上位に入る可能性は高いですが、検索される回数がそもそも少ないので注意しましょう。
キーワード選びで迷っている場合は、ぜひ以下の記事をチェックしてみてください!
チャンネルのメインターゲットを定めよう!
決め方のポイント3つ目は、YouTubeチャンネルのメインターゲットを定めることです。
なぜならメインターゲットから逆算してチャンネル名を決めることで、ターゲットにしている視聴者が興味を持ってくれやすいからです。
例えばですが、ターゲットの決め方には下記のような観点があります。
・性別(男性 or 女性)
・年齢(幼児〜大人)
・ジャンル(キャンプやASMRなど)
・視聴者の国籍(アメリカ人や中国人など)
基本的には『ターゲットの視聴者を決める』→『チャンネル名を決める』という手順を踏みましょう。
チャンネル名の差別化を意識しよう!
決め方のポイント4つ目は、チャンネル名の差別化を意識することです。
なぜならチャンネル名を他チャンネルと差別化すると、視聴者にインパクトを残せて覚えてもらいやすくなるからです。
他チャンネルが使っていない単語を使ったり、または造語を使って唯一無二のチャンネル名を作ったりするのも1つです。
例えば、ビジネス書の要約を紹介している『サラタメさん』は、サラリーマンのタメになる動画を紹介しているので『サラタメさん』というチャンネル名にしています。
造語を使うとチャンネル開設当初は検索に引っかからないですが、有名になってくると他チャンネルとの差別化が図れるのでおすすめです。
チャンネル名はシンプルに!
決め方のポイント5つ目は、チャンネル名はシンプルにすることです。
なぜならシンプルなチャンネル名は、視聴者に覚えてもらいやすいからです。
ただ、シンプルだと抽象的でわかりにくいので具体的に言うと、チャンネル名は最大20文字まで収めることがおすすめです。
例えばですが、『スケボー初心者のための技習得スクールチャンネル』など、冗長なチャンネル名は覚えにくいですよね。
基本的にチャンネル名はシンプルにまとめるようにしましょう。
チャンネル名を口に出して言ってみよう!
決め方のポイント6つ目は、チャンネル名を口に出して言ってみることです。
なぜならチャンネルの語呂が良いと、今後チャンネルを運営していく中で様々なメリットがあるからです。
一例を挙げると、下記のとおりです。
- 動画内でチャンネル名を言いやすい
- チャンネル名が言いやすいと視聴者の記憶に残りやすい
例えば、日本で大人気のYouTubeチャンネルである『コムドット』も語呂が良く、覚えやすいので一度聞くとなかなか忘れにくいですよね。
ある程度チャンネル名が決まってくれば、実際に口に出して言いやすいかは確認するようにしましょう。
YouTubeチャンネル名でおすすめの具体例
チャンネル名を決めるときに、参考にするべき例は多くあります。
具体例を一つ挙げるなら、人気のYouTubeチャンネルを参考にするなどです。
そこで今回は、YouTubeチャンネル名でおすすめの具体例を4つ紹介します。
- キーワードが適切に含まれているチャンネル
- 簡潔で覚えやすいチャンネル
- ブランド力を活かしているチャンネル
- 独自性があって忘れにくいチャンネル
それぞれ具体的に説明しますので、ぜひ参考にしてみてください!
キーワードが適切に含まれているチャンネル
おすすめの具体例1つ目は、キーワードが適切に含まれていることです。
なぜなら検索エンジンで表示されやすくなり、興味や関心のあるユーザーをより効率的に集客できるからです。
例えば、下記のチャンネルは「DIY」という単語が含まれることにより、DIYと検索されたユーザーに対してチャンネルが表示されやすくなります。
ジャンルに特化しているチャンネルを運営するのであれば、チャンネル名にキーワードを含めるのがおすすめです!
簡潔で覚えやすいチャンネル
おすすめの具体例2つ目は、簡潔で覚えやすいことです。
なぜならチャンネル名が長いと覚えるのに時間がかかり、チャンネルを見つけるのに時間がかかってしまうからです。
下記のチャンネルだと、軽バンで生活するVlogを発信するので「軽バン生活」と名付けられています。
内容がそのままチャンネル名に反映されているので、簡潔で覚えやすいチャンネル名だといえます。
「よく見るけどチャンネル登録はまだしてない、、、」という視聴者が多いことも事実です。そのような方は指名検索で見つけてくれる人が多いため、なるべく一回で覚えられるような簡単なチャンネル名にするのがおすすめです!
ブランド力を活かしているチャンネル
おすすめの具体例3つ目は、ブランド力を活かしているケースです。
たとえば、別のプラットフォームですでに知名度がある場合などです。
Instagramで人気なのであれば、アカウント名とチャンネル名に同一のキーワードを含めるなどがあたります。
下記のチャンネルだと、芸人である「中田敦彦」が全面的に出されており、すでにある知名度が活かされています。
YouTubeは知名度のある人に有利なプラットフォームであり、有名な方であれば再生回数もいきなり回る可能性が高いです。
実際、佐々木希さんは4日前(2024年7月8日)から実名でYouTubeを始めておりまずが、すでに再生回数が220万回、チャンネル登録者は23万人を超えています。
有名人こそ自身のブランド力を活かすことがおすすめです!
独自性があって忘れにくいチャンネル
おすすめの具体例4つ目は、独自性があって忘れにくいケースです。
なぜなら印象に残りやすくなり、視聴者に覚えてもらえやすくなるからです。
ただ1つ注意点もあり、独自性を意識するがゆえに、チャンネル名が長すぎてしまうと逆に覚えにくくなります。
本末転倒になってしまうので、なるべく20文字以内に抑えるようにしましょう。
下記のチャンネルは、「すしらーめん《りく》」という名前ですが、独特かつ簡潔でありすぐに覚えやすいですよね。
他のチャンネルにはないような単語を入れて、独自性を持たせることが大事です。
チャンネル名を変更する手順について解説!
これまでチャンネル名の決め方について解説してきましたが、それ以外にもチャンネル名を変更する注意点などもあります。
チャンネル名を変更することによるデメリットもあるので、必ず目を通すようにしましょう!
現状のチャンネル名を変更する手順!
注意点を紹介する前に、簡単にチャンネル名を変更する手順を紹介しておきます。
- YouTube Studioにログイン
- 『カスタマイズ』→『基本情報』をクリック
- 名前を変更する
- 『公開』をクリック
①YouTube Studioにログイン
②『カスタマイズ』→『基本情報』をクリック
③名前を変更する
④『公開』をクリック
チャンネル名を変更する際の注意点!
次に、チャンネル名を変更する際の注意点を5つ紹介します。
- 認証バッジが失われる
- 90日に3回までしか変更できない
- チャンネルが探しにくくなる
- 管理者の権限がないとチャンネル名の変更ができない
- 特殊記号や有名人の名前は承認されないことがある
それぞれ詳しく説明します。
認証バッジが失われる
チャンネル名を変更する1つ目の注意点は、認証バッジが失われることです。
※YouTubeでは登録者数が10万人以上になると、付与されるバッジがあります。
認証バッジはなりすまし対策になったり、信頼の獲得に繋がったりします。
しかし、チャンネル名を変更すると、認証バッジが取り消されてしまいます。
そのため、チャンネル登録者数が10万人を超えている人は注意しましょう!
90日に3回までしか変更できない
チャンネル名を変更する2つ目の注意点は、回数制限があることです。
具体的には、『90日に3回まで』というチャンネル変更のルールがあります。
そのため、新しいチャンネル名を思いついてもすぐに変更はせず、慎重にそのチャンネル名で良いのかを確認することが大事です。
チャンネルが探しにくくなる
チャンネル名を変更する3つ目の注意点は、チャンネル登録していない視聴者がチャンネルを探しにくくなることです。
視聴者の中にはチャンネル登録をせずに、検索窓にチャンネル名を入力して動画を見にくる方もいます。
しかし、チャンネル名を変更してしまうと検索でヒットしなくなるので、視聴者が離れてしまうことにも繋がってしまいます。
チャンネル名を変更する際には、必ず事前告知をするようにしましょう。
管理者の権限がないとチャンネル名の変更ができない
チャンネル名を変更する4つ目の注意点は、管理者の権限がないとチャンネル名の変更ができないことです。
YouTubeには権限が数種類ありますが、チャンネル名の変更ができるのはチャンネル所有者と管理者のみになります。
もし権限が与えられていないのであれば、下記の手順で権限を変更するようにしましょう。
- 「設定」をひらく
- 「チャンネルのステータスと機能」をクリック
- 「権限」をクリックして、役割を変更
①「設定」をひらく
②「チャンネルのステータスと機能」をクリック
③「権限」をクリックして、役割を変更
特殊記号や有名人の名前は承認されないことがある
チャンネル名を変更する5つ目の注意点は、特殊記号や名前は承認されないケースがあることです。
英字、数字、カナ、かな、漢字以外の文字を特殊文字といいますが、YouTubeに限らずサービス上ではほとんど使えません。
また有名人のフリをしてYouTubeを運営するのはなりすましになるため、規約違反にあたります。
なりすましに関するポリシーは、以下にまとめられています。
>>YouTubeのポリシー「なりすましに関するポリシー」について
なりすましと判断された場合、最悪のケースだとチャンネルまたはアカウントが停止になります。
チャンネル名を決める際には、チャンネル名が被らないかを事前にチェックするようにしましょう。
まとめ
今回は、YouTubeのチャンネル名の決め方について解説してきました。
決め方のポイントを簡単におさらいすると、下記のとおりです。
- チャンネルの内容が伝わりやすいネーミングにしよう
- キーワード選定に気をつけよう
- チャンネルのメインターゲットを定めよう
- チャンネル名の差別化を意識しよう
- チャンネル名はシンプルに
- チャンネル名を口に出して言ってみよう
YouTubeのチャンネル名は、覚えやすさに直結するだけでなく、間接的に動画の再生回数などにも影響してきます。
これからYouTubeを始める方やチャンネル名を変えようと思っている方は、チャンネル名の決め方のポイント6つを守りながら、ぜひ考えてみてください!
またYouTubeのアカウントは大きく分けると、「個人アカウント」と「ブランドアカウント」の2つに分かれます。
初期設定では個人アカウントになっており、ブランドアカウントに変更することによるメリットも多くあります。
「違いについてよくわかっていない、、、」という方は、ぜひ以下の記事をチェックしてみてくださいね!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!