日本だけでなく、海外向けにYouTubeを発信していくには動画翻訳が必須になってきます。
ですが英語ができないため、『翻訳をしようとしてもできない、、』と悩む人がたくさんいます。
そんな時に大活躍するのが、動画翻訳の外注です。
そこで今回は、動画翻訳の相場と安く依頼する方法を紹介していきます。
相場より安く依頼できるようになると、毎月かかる翻訳費用を節約することができますよ。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
動画翻訳の相場
まずは1番気になっているであろう動画翻訳の相場について説明していきます。
10分の動画を日本語から英語に翻訳すると、大体25,000円くらいが動画翻訳の相場となります。
ただ、1文字あたり◯円や、動画1分あたり◯円という料金設定もあるので、一概に25,000円とは言えません。
あくまで10分の動画翻訳の相場が、25,000円になります。
他にも、翻訳言語の種類や求めるクオリティによっても料金が変わってきます。
分数あたりの相場
動画の字幕を翻訳する場合、大体1分あたり2,000円〜3,000円の相場で翻訳している会社が多いです。
例えば、10分の動画であれば20,000円〜30,000円、30分の動画であれば60,000円〜90,000円が動画翻訳の相場になります。
そして吹き替え翻訳の場合、上記の相場にプラス+10,000円ほどかかります。
多くの翻訳会社が、1分あたり動画分数で見積もっています。
そのため、基本的には動画時間が長ければ長いほど料金が高くなる仕組みになっています。
※吹き替え翻訳:オリジナル言語をターゲット言語に翻訳し、ターゲット言語の音声に置き換える翻訳手法のこと。
文字数あたりの相場
次に、文字数あたりの相場ですが1文字あたり20〜30円が相場になります。
ただ、どの言語からどの言語に翻訳するのかによって、カウントする基準が異なってきます。
例えば、日本語→英語に翻訳するのであれば、日本語の文字数が基準になります。
一方で、英語→日本語に翻訳するのであれば、英語のワード数が基準になります。
また翻訳会社によっては、ドラフト・スタンダード・ハイクオリティと翻訳レベルが分けられていることもあります。
なので最低限のチェックしかしないドラフトであれば、1文字あたり10円ほどの相場で動画翻訳ができたりもします。
動画翻訳の費用を抑える方法
次に、動画翻訳の費用を抑える方法を紹介します。
- タイムコードを設定しておく
- AI翻訳(を使っているサービス)を利用する
- クラウドソーシングで翻訳依頼する
それぞれ詳しく説明します。
タイムコードを設定しておく
費用を抑える1つ目の方法は、タイムコードを設定しておくことです。
※タイムコード:字幕の出ているタイミングを設定した秒数のこと。
前提として動画翻訳は、字幕が出るタイミングと消えるタイミングを合わせる作業と翻訳をする作業の2つに分解されます。
そしてタイムコードを設定しておけば、字幕の出ているタイミングがわかるので、字幕が出るタイミングと消えるタイミングを合わせる作業の負担が軽くなります。
そのため、タイムコードを設定していることで、翻訳会社から割引をしてもらえる可能性が高まります。
例えばですが、この後説明するVrewのようなアプリを使い、あらかじめタイムコードがある字幕ファイルを作っておくことがおすすめです!
AI翻訳(を使っているサービス)を利用する
費用を抑える2つ目の方法は、AI翻訳(を使っているサービス)を利用することです。
なぜならAI翻訳で翻訳すれば人の手がかからなく、比較的安く翻訳することができるからです。
AI翻訳の品質は低いイメージを持たれがちですが、翻訳前の文章次第で、動画の内容を理解するのに十分な質で翻訳することが可能です。
人が手掛ける動画翻訳と比べると大きな節約になるので、1度試してみて判断するのもおすすめです。
またAI翻訳と人の手を合わせて、デメリットになりがちな品質が低い点をカバーする翻訳会社もあります。
弊社でもAIと人の手とを合わせた翻訳プランをご用意しておりますので、ご興味あればぜひお問い合わせください!
クラウドソーシングで翻訳依頼する
費用を抑える3つ目の方法は、クラウドソーシングで翻訳依頼することです。
※クラウドソーシング:仕事を発注したい企業や個人が、インターネットを通じて不特定多数の人々に仕事を依頼するためのWEBサービス。
例えばランサーズやクラウドワークスであれば、翻訳会社の相場と比べて安く依頼できる可能性が高いです。
しかし、動画翻訳する人を毎回選ぶ手間が増えてしまったり、翻訳する人がバラバラになるので翻訳の質にも差異が生じてきます。
そのため、クラウドソーシングはデメリットをたくさん含んでいることも事実です。
「安心して動画翻訳を依頼したい!』と思っている方にとっては、不向きかもしれませんね。
動画翻訳を依頼するメリットとは
動画翻訳を依頼するメリットは、下記の2つです。
- 収益が上がりやすい
- YouTubeの企画や撮影などにより多くの時間を割ける
それぞれ具体的に説明します。
収益が上がりやすい
動画翻訳を依頼するメリット1つ目は、収益が上がりやすいことです。
収益が上がりやすい理由は、下記の2つになります。
- 海外からの広告収益が発生するから
- 海外からの企業案件依頼の可能性も高くなるから
これまで国内でしか発生しなかった広告収益や企業案件が、動画翻訳することで海外から発生するようになります。
実際、弊社の翻訳サービスを使っているお客様の中にも、海外の視聴比率が10%→30%に増えた方がいらっしゃいます。
また海外に需要のあるジャンルなども存在するので、該当する方は翻訳することをおすすめします。
以下の記事では、海外で人気のジャンルをまとめているのでぜひ参考にしてみてください!
YouTubeの企画や撮影などにより多くの時間を割ける
動画翻訳を依頼するメリット2つ目は、YouTubeの企画や撮影などにより多くの時間を割けることです。
なぜなら自分で翻訳するとなれば、この後紹介する「Vrew」や「ヤラクゼン」などのツールを使って翻訳しなければならないからです。
上記のツールを使うと翻訳に時間がかかるだけでなく、翻訳の質が低ければ自分で修正を行なったりしないといけません。
その結果、YouTubeに関するタスクが増えてしまって、重要である企画や撮影に時間が取れなくなってしまう可能性がでてきます。
ですが動画翻訳を依頼すれば、その心配はありません。
字幕を翻訳する作業がなくなるので、企画や撮影により多くの時間を割けるようになります。
動画翻訳・YouTube翻訳を依頼する流れ
海外からの広告収益が発生するから
海外からの広告収益が発生するから
- お問い合わせ&ヒアリング
- 見積もり&お支払い
- 動画の翻訳
- 納品
「もっと具体的にイメージを掴みたい!」という方は、ぜひ弊社の翻訳サービスの流れを参考にしてみてください!
1.お問い合わせ&ヒアリング
まずはお問い合わせ&ヒアリングです。
気になる翻訳会社のお問い合わせフォームから、下記などの項目を送ります。
- 基本情報(名前・メールアドレス・電話番号など)
- 検討しているプラン
- 問い合わせ内容
長尺動画を翻訳したいのか、それともショート動画を翻訳したいのかなどの基本情報は事前に伝えておくとスムーズです。
そしてオンラインMTGや電話で、チャンネルの詳細・状況を説明したり、サービスの説明・最適なプランなどの説明を受けます。
2.見積もり&お支払い
ヒアリング内容をもとに、動画翻訳の見積もりをしてもらいます。
動画の長さによって翻訳料金は異なってくるのがほとんどなので、あくまで参考料金と捉えるようにしましょう。
そして見積もり金額を確認してOKであれば、銀行振込・クレジットカードでのお支払いなどを選択します。
3.動画の翻訳
支払いが終わったら、動画の翻訳をしてもらいます。
翻訳したい動画のURLを送ったり、動画データを添付してSNSで送ったりして、動画データを渡します。
そして動画翻訳が終わるのを、数日〜数週間ほど待ちます。
4.納品
動画翻訳が終わったら、下記2パターンのどちらかで納品いただきます。
- 翻訳データをもらう
- 動画に字幕を設定してもらう
翻訳データをもらう場合は、自分で字幕の設定をする必要があります。
一方で動画に字幕を設定してもらう場合は、自身で字幕の設定をする必要がありません。
翻訳してくれた方や企業が代理でやってくれるので、クリエイター側の負担は軽減されます。
動画翻訳を依頼する際の注意点
次に、動画翻訳を依頼する際の注意点を紹介します。
- 納品期限を早くする場合は費用が高くなる
- 専門用語が必要な場合は費用が高くなる
それぞれ具体的に説明します。
個人で翻訳すべきなのか、それとも翻訳サービスを使うべきなのか、迷っている方はぜひ以下の記事を参考にしてみてください!
納品期限を早くする場合は費用が高くなる
1つ目の注意点は、納品期限を早くする場合は費用が高くなることです。
Amazonの速達でも配達料金が高くなるように、基本的に納品期限を早めれば費用が高くなります。
翻訳会社の納期は1週間ほどが相場になります。
なぜなら多くの翻訳会社では、人のチェックが2段階で入り、手間が掛かってしまうからです。
そのため、動画翻訳は余裕を持って依頼することを頭に入れておきましょう!
専門用語が多い動画は費用が高くなる
2つ目の注意点は、専門用語が多い動画は相場より費用が高くなることです。
特に医療や政治、金融などの専門知識や用語が必要な場合は、他のジャンルの動画と比べて費用が高くなる傾向があります。
なぜなら専門的な内容を翻訳するのに、リスクがかかるからです。
例えばですが、医療に関する動画翻訳で間違った内容を翻訳してしまった場合、最悪のケースだと医療事故に繋がってしまう可能性があります。
そのため、専門用語が多い動画は費用が高くなります。
翻訳をする前に必ず実績はチェックするべき
3つ目の注意点は、翻訳をする前に必ず実績をチェックするべきということです。
たとえば、クラウドソーシングは安く依頼しやすいですが、人によっては実績がまったくない可能性があります。
実績がないと翻訳の質が落ちたり、間違った翻訳によって視聴者に誤解を招くこともあります。
そのため、翻訳をお願いする前に必ず実績をチェックするべきです。
審査なしで登録できるクラウドソーシングサイトも多いので、これまでに何件の実績をこなしているのか・評価は星何個なのかなど詳しく見ておくのがおすすめです。
もし安さより正確性・信頼性を重視したいなら、翻訳会社を利用するべきでしょう。
個人で動画翻訳する際のおすすめサービス
個人で動画翻訳する際のおすすめサービスが、下記の2つになります。
それぞれどのようなサービスなのか、具体的に説明します。
Vrew
1つ目のサービスは、『Vrew』になります。
動画の文字起こしから翻訳まで一気にできるアプリでありながら、無料で使えます。(一定の分数を使うと有料になります)
日本語の文字起こしさえ終わっていれば、翻訳ボタンを押すだけで翻訳データをダウンロードできる優れものです。
また翻訳データは、YouTubeにもアップできる形式でダウンロード可能なので便利です。
ヤラクゼン
2つ目のサービスは、『ヤラクゼン』になります。
1番の特徴は、AI翻訳と自分の用語の登録によって翻訳の品質をあげることができるサービスということです。
つまり『自動翻訳』→『翻訳内容をユーザーが編集』を繰り返すことで、ユーザーに合わせた翻訳ができるようになり、翻訳精度が上がっていく仕組みになっています
ヤラクゼンは有料プランと無料プランがあります。
無料プランはもちろんながら制限はつきますが、十分使用できるスペックになっています。
まとめ
今回は、動画翻訳の相場と安く依頼する方法を紹介してきました。
簡単におさらいすると、10分の動画を日本語から英語に翻訳するのに、大体25,000円くらいが動画翻訳の相場となります。
ただ、25,000円はあくまで相場であり、動画翻訳の費用を抑える方法もあります。
- タイムコードは設定しておく
- AI翻訳(を使っているサービス)を利用する
- クラウドソーシングで翻訳依頼する
弊社でも『AI』と『人の手』を合わせた翻訳プランを用意しています。
ご興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。