闇雲に自分の好きなことばかりを発信していても、なかなか思い通りに伸びないのがYouTubeですよね。
それもそのはずで、YouTubeは視聴者層を分析して、その層に合った発信を続けることでチャンネル登録者が増えていくようになっています。
『視聴者層の分析なんか面倒臭いな〜』と思ってしまうかもしれませんが、1度分析をすれば今後の動画の発信内容なども自然と固まってきます。
ということで今回は自身のYouTubeチャンネルの視聴者層を調べる方法を説明していきます。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
【PC版】YouTubeチャンネルの視聴者層を調べる方法
まずPC版のYouTubeチャンネルの視聴者層を調べる方法を説明していきます。
簡単に視聴者データを見たい人
簡単に視聴者データを見たい方は、まずYouTube Stadioにログインしましょう。
そして『アナリティクス』→『視聴者』をクリックすれば、簡易的に視聴者を分析できます。
項目ごとに何を意味するのか、具体的に説明していきます。
■リピーター
以前にチャンネルを視聴したユーザーの中で、選択した期間内に再度視聴してくれたユーザー数を表しています。
上記の画像でいくと2022年6月6日〜2022年7月3日の間に、2回以上訪問してくれたユーザー数になります。
■ユニーク視聴者数
選択した期間内に、動画を視聴したユーザー数を表しています。
1人がiPhone、iPad、パソコンなど複数端末からアクセスしても、ユニーク視聴者数は『1』になります。
■チャンネル登録者数
自身のYouTubeチャンネルを登録してくれているユーザーの数です。
チャンネルの分析をする上で1番見る指標であり、コンテンツが視聴者層に刺さっているのかを確認できます。
■視聴者が YouTube にアクセスしている時間帯
チャンネル視聴者がどの時間帯にアクセスしているのかを表しています。
紫色が濃くなればなるほど、その時間帯のアクセス数が多いことを意味します。
■チャンネル登録者の総再生時間
チャンネル未登録者とチャンネル登録者のYouTube動画の総再生時間を比較して見ることができます。
自身のチャンネルが登録者によく見られているのか、それとも新規の方によく見られているのかを確認することができます。
■年齢と性別
チャンネル視聴者層の男女比率、また年齢層を表しています。
■このチャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル
自身のチャンネル視聴者層が、定期的に視聴しているその他チャンネルがわかります。
■上位の地域
自身のチャンネルがどこの国から視聴されているのかを表しています。
ほとんどの方は、日本が多くの割合を占めているのではないでしょうか。
■視聴者が再生した他の動画
チャンネル視聴者層が過去7日間で、よく視聴したその他チャンネルの動画です。
過去 7 日間の視聴者の数が多い順に表示される仕組みになっています。
■字幕の利用が上位の言語
視聴者層が利用している字幕言語の割合が表示されています。
字幕を使用しない場合は、『字幕なし』と表記されます。
視聴者層の詳細を見たい人
詳しく分析したい方は、チャンネルアナリティクスの『詳細』ボタンを押しましょう。
項目ごとに何を意味するのか、具体的に説明していきます。
■トラフィックソース
自身のチャンネル視聴者がどこを経由してアクセスしているのかを表しています。
例えばYouTube検索からアクセスしているのか、関連動画から飛んできているのかなど。
■地域
どの国の視聴者が多いのかを表しています。
■都市
どの都市から見られているのかを表しています。
日本であれば、大阪市なのか、名古屋市なのか、渋谷区なのかまで調べられます。
■視聴者の年齢
視聴者の年齢層ごとの、視聴回数、平均視聴時間、平均再生率、総再生時間を見れます。
■視聴者の性別
視聴者の性別ごとの、視聴回数、平均視聴時間、平均再生率、総再生時間を見れます。
■チャンネル登録状況
チャンネル登録者と未登録者の視聴回数、総再生時間、平均視聴時間を見れます。
■コンテンツタイプ
通常動画、ショート動画、ライブ配信のそれぞれ視聴回数、総再生時間、平均視聴時間を見れます。
【スマホ版】YouTubeチャンネルの視聴者層を調べる方法
次はスマホでYouTubeチャンネルの視聴者層を調べる方法を説明していきます。
見れるデータはPC版の『簡単に視聴者データを見たい人』の部分で説明した項目になります。
■調べる手順
①YouTube Stadioを開く
②『アナリティクス』をタップします。
③『視聴者』をタップします。
④下記の画面になればOKです。
その他の視聴者層を分析できるツール
最後に視聴者層を分析できる、その他ツールを2つ紹介します。
- vidIQ(ヴィッドアイキュー)
- NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)
それぞれツールのメリット・調べれる項目を説明します。
vidIQ(ヴィッドアイキュー)
1つ目に紹介するのは、YouTube公認のツールであるvidIQ(ヴィッドアイキュー)になります。
■メリット
チャンネル全体でなく、1つ1つの動画に対して評価してくれます。
また抽象的な評価でなく、『15点』や『40点』など具体的な数字で出されます。
そのため動画が伸びなかった原因やバズった理由などを考える際に役立つツールとなっています。
■分析できる項目
vidIQをインストールすることで、分析できる項目は下記のとおり。
- vidIQ Score:vidIQ独自の動画全体スコア。100点満点で評価
- vidIQ SEO Score:vidIQ独自のSEOスコア。100点満点で評価
- desc word count:説明文の文字数
- words per minute: 動画で1分間のうち話された単語数
- desc like count :概要欄に貼られたURLのリンク数
NoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)
2つ目に紹介するのは、YouTubeの競合ユーザーを詳しく調べられるNoxInfluencer(ノックスインフルエンサー)になります。
■メリット
NoxInfluencerの最大のメリットは自身のチャンネルだけでなく競合のチャンネルのデータを調べられることです。
よって同じジャンルのYouTuberを調べれば、再生回数に応じてどのくらいの収益が発生するのかを把握できます。
■分析できる項目
NoxInfluencerをインストールすることで、分析できる項目は下記のとおり。
- 登録者数
- 合計視聴回数
- 動画1本あたりの再生数
- 合計動画数
- 視聴者の年齢や性別
まとめ
今回は自身のYouTubeチャンネルの視聴者層を調べる方法を説明してきました。
当たり前のことですが、YouTubeを伸ばしていくためには分析が不可欠になってきます。
というのも自身のYouTubeの視聴者層を把握することで、年代や性別に合わせた動画作りができるようになるからです。
そうすることでYouTubeの視聴者層に対して、より楽しんでもらえるコンテンツを提供できるようになることでしょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。