近年のグローバル化に伴って、『翻訳』の重要性がますます上がってきています。
海外を相手にビジネスするのであれば、相手側の言語に翻訳しないとそもそも勝負の土俵にすら上がれません。
ですが翻訳会社を依頼しようと思っても、たくさんの種類の翻訳会社がありすぎて、「どこに依頼したらいいかわからない!」と思ってしまいますよね。
そこで今回は、翻訳会社が教える『おすすめの翻訳会社10選』を紹介していきます。
記事の後半では、翻訳会社を選ぶ際のポイントや翻訳会社に依頼するメリットについて詳しく説明しています。
ぜひ最後までご覧になってみてくださいね!
おすすめの翻訳会社10選
早速ですが、おすすめの翻訳会社10選を紹介していきます。
- クロボ
- GLOVA
- 翻訳センター
- FUKUDAI
- サンフレア
- グローバルドア
- トランスワード
- WIP
- ブレインウッズ
- 株式会社十印
それぞれ具体的に紹介します。
クロボ
おすすめの翻訳会社1社目は、クロボになります。
- 翻訳の種類:テキスト・動画
- 対応言語:25言語(英語、韓国語、中国語、スペイン語、ヒンディー語等)
- 単価:1分848円〜
- テキスト翻訳:単価1文字6円〜
- 納期:48時間以内
クロボは業界最安値の料金、48時間以内の納品スピード、15言語に一括で翻訳することを強みにしている翻訳会社です。
言語は、25語言語の中から、15言語を選択していただき、1分あたり848円〜の翻訳が可能です。
「1言語ごとに料金がかかるのが嫌!」と思っている方に、特におすすめの翻訳サービスです。
また、テキストの翻訳も15言語に対応をしており、単価は最安6円〜ご提供しております。
GLOVA
(引用元:GLOVA)
おすすめの翻訳会社2社目は、GLOVAになります。
- 翻訳の種類:テキスト・動画
- 対応言語:30言語以上(英語・中国語・韓国語・アジア言語・欧州言語)
- 単価:英日→原文1単語あたり12円~、日英:原文1文字あたり8円〜
- 納期:案件による
動画の翻訳だけでなく、マニュアルやWebサイト作成などの翻訳業務も行っています。
実績も豊富であり、官公庁や大手企業など8,000社を超える翻訳実績を持ちます。
翻訳センター
(引用元:翻訳センター)
おすすめの翻訳会社3社目は、翻訳センターになります。
- 翻訳の種類:テキスト・動画・吹き替え
- 対応言語:80言語(南北アメリカ地域、アジア・中近東地域、ヨーロッパ地域)
- 単価:案件による
- 納期:案件による
翻訳センターは「世界の言語サービス会社ランキング トップ100」のアジア太平洋部門で売上高第4位にランキングされるほどの大企業です。
特に「医薬」、「特許」、「工業・ローカライゼーション」、「金融・法務」など4つの専門分野において、付加価値の高い翻訳サービスを提供しているのが特徴的です。
FUKUDAI
(引用元:FUKUDAI)
おすすめの翻訳会社4社目は、FUKUDAIになります。
- 翻訳の種類:テキスト・動画
- 対応言語:中国語、台湾語、タイ語、ベトナム語、インドネシア語、マレー語、フランス語、英語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語
- 単価(原文100文字 あたりの価格):日→英900円~1,600円、日→中700円~1,200円
- 納期:1,000文字未満が3日以内に、5,000文字未満が6日以内に、10,000文字未満が10日以内
翻訳単価が相場より安めなだけでなく、独自の厳しい選考に合格した修士や博士の学位を持ったプロが翻訳してくれます。
「カスタマー満足第一」でお客様に最適な料金プランを提示してくれるので、安心して任せられるおすすめの会社です。
サンフレア
(引用元:サンフレア)
おすすめの翻訳会社5社目は、サンフレアになります。
- 翻訳の種類:テキスト
- 対応言語:70言語以上(アメリカ州、ヨーロッパ州、中東・アフリカ州、アジア・太洋州)
- 単価:「原文ワード数」または「原文文字数」×単価
- 納期:案件による
サンフレアは、年間お取引件数は30,358件、年間お取引社数1,392社という培ってきたノウハウが豊富な会社です。
またサンフレアでは、お客様ごとや分野ごとに、繰り返し使用する単語や業界特有の言い回し、お好みの訳語を「用語集(データベース)」に蓄積しています。
そのため、翻訳精度が徐々に向上していくといった特徴もあります。
長期的に翻訳をお願いしたい方に、おすすめの翻訳サービスと言えます。
グローバルドア
(引用元:グローバルドア)
おすすめの翻訳会社6社目は、グローバルドアになります。
- 翻訳の種類:テキスト・動画
- 対応言語:40言語以上(中国語、韓国語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、タイ語等)
- 単価(原文1文字):日本語 ⇒ 英語10円~、日本語 ⇒ 中国語6円〜、日本語 ⇒ 韓国語6.5円〜
- 納期:案件による
グローバルドアは翻訳スタッフを言語・分野別に500名以上採用しており、かつ翻訳者はすべてプロの翻訳家として5年以上の経験のある方です。
顧客満足度も92%と高いので、安心して翻訳を任せたい方におすすめです。
トランスワード
(引用元:トランスワード)
おすすめの翻訳会社7社目は、トランスワードになります。
- 翻訳の種類:テキスト
- 対応言語:英語、中国語、タイ語、ベトナム語、韓国語、アラビア語フランス語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語など
- 単価:案件による
- 納期:案件による
トランスワードは技術翻訳に強いと評判の翻訳サービスであり、仕様書、マニュアル、IT関連などの翻訳を得意としています。
自動車、電気、電子、コンピュータ、工作機械、産業機械、家電機器、半導体、化学などの分野で翻訳を依頼したい方は、特におすすめの翻訳サービスです。
WIP
(引用元:WIP)
おすすめの翻訳会社8社目は、WIPになります。
- 翻訳の種類:テキスト、動画
- 対応言語:139言語(アメリカ、ヨーロッパ、アジアの言語がメイン)
- 単価(原文1文字あたり):日本語 → 英語18円〜、日本語 → 中国語12円〜、日本語 → 各ヨーロッパ言語20円〜
- 納期:言語、ボリューム(文字数、ワード数)、内容(専門性や難易度)による
WIPはマイクロソフトや、外務省、経済産業省など多くの大手の翻訳実績があり、信頼度の高い翻訳サービスになります。
対応言語は139言語と他社と比べても多く、マイナー言語の翻訳にもおすすめです。
ブレインウッズ
(引用元:ブレインウッズ)
おすすめの翻訳会社9社目は、ブレインウッズになります。
- 翻訳の種類:テキスト、動画、吹き替え
- 対応言語:英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、ポルトガル語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語、ベトナム語、アラビア語、シンハラ語、ネパール語など
- 単価:案件による
- 納期:案件による
品質重視、スピード重視など、目的によってサービスや料金設定が変わります。
「柔軟にプランを決めたい!」という方には、おすすめの翻訳サービスです。
株式会社十印
(引用元:株式会社十印)
おすすめの翻訳会社10社目は、株式会社十印になります。
- 翻訳の種類:テキスト、動画、吹き替え
- 対応言語:英語、アジア言語圏、ヨーロッパ言語圏、希少言語
- 単価:1文字あたり16円〜25円
- 納期:案件による
1963年創業以来、翻訳会社としてサービスを提供していることもあり、IT、半導体、機械、医薬、法律、金融、ビジネス、通信、化学、旅行、自動車など複数の分野に精通しています。
またご予算に合わせて、合成音声を使用した低コストの吹き替えもできるので、動画の目的によって字幕にするのか・吹き替えにするのかも決められます。
翻訳を依頼する際に確認すること
これまでおすすめの翻訳会社10選を紹介してきましたが、何を判断軸にして選べばいいのか悩んでいる方も多いことでしょう。
基本的には、下記の4つを参考にして翻訳会社を選ぶのがおすすめです!
- 料金
- 品質
- 納品スピード
- 言語
それぞれ具体的に説明します。
料金
翻訳を依頼する際に確認すること1つ目は、料金です。
適正価格でサービスを提供している翻訳会社がほとんどですが、中には適正価格から外れた金額でサービスを提供している会社もあります。
そのため、翻訳を依頼する前に料金はしっかり確認するようにしましょう。
翻訳料金の相場ですが、文字数あたりの相場だと1文字あたり20〜30円、分数あたりの相場だと大体1分あたり2,000円〜3,000円になります。
翻訳会社の相場についてより詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください!
品質
翻訳を依頼する際に確認すること2つ目は、品質です。
自分が翻訳に求めている品質とサービスがマッチしているかは確認するべきです。
例えば、ネイティブレベルの翻訳が必要なのか、意味が伝わればいいレベルの翻訳が必要なのかなどです。
YouTubeであれば100%の品質でなくても視聴者は楽しむことができ、チャンネル登録者数も増やすことができます。
翻訳の目的によって品質を上げたり、下げたりなど調整できる会社もあるので要チェックです!
また特定の分野に精通している翻訳者がいるか、確認するのもおすすめです。
納品スピード
翻訳を依頼する際に確認すること3つ目は、納品スピードです。
まず前提条件として、翻訳して欲しい期限までに間に合うのかは確認するようにしましょう。
その上で、下記の2項目をチェックするべきです。
- 追加料金が発生するのか(納期を早めた場合)
- 納品は適正スピードなのか
言語やボリュームによって納品スピードは変わりますが、4,000〜7,000文字ほどのボリュームであれば4〜6営業日くらいが相場になります。
他の翻訳会社に問い合わせてみたら、納期スピードがもっと早くて、かつ追加料金も発生しなかったみたいなケースは結構あるので注意しましょう!
言語
翻訳を依頼する際に確認すること4つ目は、言語です。
韓国語に翻訳したいのに、英語や中国語にしか対応していない翻訳会社だとまったくニーズに合っていません。
翻訳会社によって扱っている言語は異なるので、事前にチェックするようにしましょう。
また複数言語に翻訳して一括○○円という会社もあれば、1言語ごとに○○円と設定している会社もあります。
翻訳にかかる費用が変わってくるので、必ずチェックするようにしましょう。
どの国をターゲットにして発信するかまだ決まっていない方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください!
翻訳を依頼できるサービスの種類3選
これまで翻訳会社について詳しく説明してきましたが、翻訳を依頼できるサービスは翻訳会社以外にも存在します。
- 翻訳会社
- オンライン翻訳サービス
- クラウドソーシング
それぞれの特徴について詳しく説明します。
翻訳会社
翻訳を依頼できるサービス1つ目は、翻訳会社です。
- 慣用表現や言い回しのニュアンスが適切で自然
- 翻訳のクオリティが高い
- 不備や事故があっても対応が早い
- 複数言語に対応しているところが多い
- 品質が高いので他の方法よりも割高
翻訳会社に依頼するメリットは、信頼感があることです。翻訳の質、電話などの対応、納期などすべてにおいて、安心して任せられます。
またネイティブチェックが行われているケースが多く、信頼性の高い文書が完成しやすいです。
公的に出す文章など、品質が問われる場合は翻訳会社がおすすめだといえます。
ただし品質が高いぶん、料金は高く設定されることが多いです。
翻訳会社によって料金はまったく異なるので、予算を事前に決めておくようにしましょう。
オンライン翻訳サービス
翻訳を依頼できるサービス2つ目は、オンライン翻訳サービスです。
代表的なオンライン翻訳サービスだと、「Google翻訳」や「DeepL翻訳」などがあります。
- 無料で利用できる
- スピーディーに翻訳できる
- 翻訳の質は低い
- 自分で修正が必要
オンライン翻訳サービスは、誰でも無料で使えるのがポイントです。
また翻訳したい文章を打てば、即座に文章が翻訳されるのでよりスピーディーに対応できます。
しかし無料で使えることもあり、翻訳の質は低いです。
誤訳されていることもあるため、ダブルチェックする必要があります。
オンライン翻訳サービスを使う予定の方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてください!
クラウドソーシング
翻訳を依頼できるサービス3つ目は、クラウドソーシングです。
- 翻訳会社に比べるとリーズナブル
- 直接電話などで連絡できない
- 仕事を完遂しないケースもある
- 複数言語の翻訳に向いていない
クラウドソーシングはフリーランス翻訳者が多いので、比較的リーズナブルです。
ただし、クラウドソーシングを通しているため、直接電話ができずスムーズに仕事を依頼できないデメリットがあります。
最悪のケースだと、仕事を依頼したまま連絡が取れなくなってしまい、納品されないケースすらあります。
リスクを把握した上で、クラウドソーシングを利用するようにしましょう。
翻訳会社に依頼するメリットとは
最後に、翻訳会社に依頼するメリット3つについて紹介します。
- 社内業務を圧迫しない
- クオリティが担保される
- 対応できる言語が幅広い
それぞれ具体的に説明します。
社内業務を圧迫しない
メリット1つ目は、社内業務を圧迫しないことです。
先ほども説明しましたが、翻訳会社に依頼すれば1番スムーズに仕事を進められます。
例えば、オンライン翻訳サービスだと翻訳の修正が必要ですし、クラウドソーシングだと最適なフリーランス翻訳者を選ぶのに時間がかかってしまいます。
また翻訳業務は専門用語や文化的な違いを踏まえながら、翻訳を正確に行わないといけないので熟練したスキルが必要です。
社内・自分で翻訳を行なうことで、かえって効率が悪くなる可能性があります。
そのため、社内業務をなるべく増やしたくない場合は、翻訳会社に外注するようにしましょう。
クオリティが担保される
メリット2つ目は、クオリティが担保されることです。
翻訳会社の翻訳のクオリティが高い理由は、下記のとおりです。
- 翻訳者は語学と文章表現のエキスパートが多いから
- ネイティブスピーカーによる校正があるから
- クロスチェックを行っているから
100%正しいとは言い切れませんが、オンライン翻訳サービスなどに比べると、翻訳のクオリティの差は歴然です。
誤訳によるトラブルのリスクも避けられるので、公的な文書の翻訳時などは翻訳会社がおすすめです。
対応できる言語が幅広い
メリット3つ目は、対応できる言語が幅広いことです。
翻訳会社に依頼すると、英語、韓国語、中国語、スペイン語、ヒンディー語など複数言語に翻訳できます。
またサービスによっては10〜20言語を一括で翻訳して、1分あたり〇〇円〜などのプランを提供しているところもあります。
「国を限定せずに、さまざまな国に対して発信したい」という場合は、翻訳会社がおすすめです。
また翻訳会社であればそれぞれの言語に対して、ネイティブチェックが入るので安心して翻訳を任せられます。
まとめ
今回は、翻訳会社が教える『おすすめの翻訳会社10選』を紹介してきました。
簡単におさらいしておきます。
- クロボ
- GLOVA
- 翻訳センター
- FUKUDAI
- サンフレア
- グローバルドア
- トランスワード
- WIP
- ブレインウッズ
- 株式会社十印
それぞれ得意としている分野が異なったり、料金設定が異なったり、納品スピードが異なったりと、それぞれ翻訳会社にも強みがあります。
そのため、一概に「この翻訳会社がおすすめ!」とは言えません。
ですが1つアドバイスするなら、翻訳を会社を選ぶときには、まず自身が『料金』や『納期』など何を重視しているのかしっかり考えるようにしましょう。
これを行うだけでも、最低限のミスマッチは防げるのでおすすめです。
ぜひ自身に合った翻訳会社を見つけてみてくださいね!