海外のお客様を獲得しようとした時に、1番悩むのは「言語」の部分ではないでしょうか。
日本語を聞き取れるのは基本的に日本人だけであり、海外の人に情報を届けたいならその人たちの言語で話さなければなりません。
わざわざ言語を勉強するのも手間がかかりますし、毎回自らの手で翻訳するのも骨の折れる作業です。
上記のようなお悩みを解決するのが、誰でも素早くかつ多言語に翻訳することができる「動画翻訳アプリ」です。
今回は、無料で使える動画翻訳におすすめのアプリ4選を紹介します。
海外のユーザーを獲得していきたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
動画翻訳のメリットや相場について詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
動画翻訳におすすめのアプリ4選!
では早速、動画翻訳におすすめのアプリ4選を紹介していきます。
- Vrew
- EasySub
- Vidnoz AI
- DownSub
それぞれ具体的に説明します。
Vrew
おすすめの動画翻訳アプリ1つ目は、「Vrew」になります。
- WindowsとMacの両方に対応
- 文字起こし〜翻訳までできる
- 出力された翻訳データはYouTubeにアップできる形式
- 無料プランだと使用量に制限がかかる
無料プランは1ヶ月あたり、音声分析が120分まで、AI音声1万字まで、翻訳3万字までの制限がかかります。
◼︎翻訳言語に関して
翻訳言語は日本語、英語、韓国語、スペイン語、中国語の5つに対応しております。
◼︎動画翻訳アプリ「Vrew」の使い方
①YouTubeアップロード前の動画をVrewに読み込む
『新規で作成』をクリックして、『動画ファイルで始める』をクリックします。
動画で話している言語をクリックして、『確認』をクリックします。
下記のような画面になるので、文字起こしができるまで待ちましょう。
②動画を見ながら文字起こしをします。間違っていたら修正しましょう。
③字幕データを出力する
字幕修正ができたら、『エクスポート』をクリックして、『字幕ファイル』をクリックします。
下記の画面になるので、他の言語に翻訳したい方は選びましょう。
そして『エクスポート』をクリックします。
EasySub
おすすめの動画翻訳アプリ2つ目は、「EasySub」になります。
- 動画翻訳できる言語数が多い
- 初心者でも簡単に使いこなせる
- 会員登録してログインする必要あり
多言語に翻訳できて、かつ初心者でもすぐに使いこなせる優秀アプリです。
しかし、無料プランだと1ヶ月あたり30分までしか翻訳できません。
◼︎翻訳言語に関して
150以上の言語に翻訳できます。英語、スペイン語、中国語などよく使われる言語はもちろん、マイナーな言語にも対応しています。
◼︎動画翻訳アプリ「EasySub」の使い方
①EasySubのウェブサイトにアクセスします。
②ビデオまたはオーディオファイルをアップロードします。
③元の言語と翻訳する言語を設定します。
④字幕の詳細ページで、字幕をダウンロードまたはビデオをエクスポートします。
Vidnoz AI
おすすめの動画翻訳アプリ3つ目は、「Vidnoz AI」になります。
- 動画翻訳できる言語数が140以上
- ブラウザ上で利用できる
- ログインが不必要
- 動画のアップロードが早い
- 容量は500MBまで可能
Vidnoz AIはブラウザ上で利用できるため、使いたい時にサクッと使えます。
そして動画翻訳も5分未満で終わるスピード感であり、少し休憩している間に翻訳を終わらせることができます。
会員登録・ログインも必要ないので、今すぐ使うことも可能です。
◼︎翻訳言語に関して
140以上の言語に翻訳できます。英語、スペイン語、中国語などよく使われる言語はもちろん、マイナーな言語にも対応しています。
◼︎動画翻訳アプリ「Vidnoz AI」の使い方
①Vidnoz AIのウェブサイトにアクセスします。
②動画をアップロード、もしくはURLを貼り付けます。
③「オリジナル言語」と「目標言語」を設定して、「今すぐ翻訳」をクリックします。
④「SRTファイルをダウンロード」をクリックします。
DownSub
おすすめの動画翻訳アプリ4つ目は、「DownSub」になります。
- YouTube動画の翻訳に特化している
- 翻訳するにはYouTube動画のURLが必要
- 会員登録やログインの必要なし
- 翻訳ファイルをダウンロードするまでのスピードが1番早い
広告が多く表示されるデメリットはありますが、翻訳スピードは今回紹介したアプリの中では1番早いです。
またブラウザ上で利用できて、かつ会員登録&ログインも必要ありません。
◼︎翻訳言語に関して
翻訳言語は日本語、英語、韓国語、スペイン語、中国語の5つに対応しております。
◼︎動画翻訳アプリ「DownSub」の使い方
①DownSubのウェブサイトにアクセスします。
②YouTube動画のURLを入力して、「ダウンロード」をクリックします。
③翻訳したい言語、ダウンロードしたいファイル形式を選択します。
動画翻訳をする際の注意点!
動画翻訳をアプリ内で完結できれば、負担も少ないので便利です。
しかし、動画翻訳アプリを使用する際には注意点もあります。アプリを使用する前に、必ず目を通しておきましょう。
- セキュリティ体制が不十分なことがある
- 無料利用の制限がある
- 誤訳を修正する必要がある
それぞれ具体的に説明します。
セキュリティ体制が不十分なことがある
動画翻訳アプリを使用する注意点1つ目は、セキュリティ体制が不十分なことがあることです。
なぜならユーザーと企業間で機密保持の契約を結んでおらず、データが流出する可能性が少なからずあるからです。
機密保持の契約をしていなければ、翻訳データを企業に使用されるケースもあります。
機密性の高い動画などを翻訳するのは、リスクが伴うので注意するようにしましょう。
無料利用の制限がある
動画翻訳アプリを使用する注意点2つ目は、無料利用の制限があることです。
先ほど紹介したツールも、「1日あたり3分まで」や「1ヶ月あたり30分まで」など、動画翻訳に制限がありました。
基本的に、動画の長さ、文字数、言語数などで制限がかけられるケースがほとんどです。
無料の翻訳しか考えてないという方は、アプリを選ぶときに無料版でできることをしっかり調べて選ぶようにしましょう。
誤訳を修正する必要がある
動画翻訳アプリを使用する注意点3つ目は、誤訳を修正する必要があることです。
なぜならAI翻訳は人間による確認作業がなく、誤訳になる可能性が高いからです。
そのため、基本的に「アプリで動画翻訳」→「誤訳になっていないか確認」の作業が必要になります。
また誤訳が多くある状態で動画をアップロードしてしまうと、視聴者に誤解をまねくだけでなく、トラブルになってしまうケースもあります。
動画翻訳アプリを使用する場合は、最終チェックも怠らずに行うようにしましょう。
まとめ
今回は、無料で使える動画翻訳におすすめのアプリ4選を紹介しました。
- Vrew
- EasySub
- Vidnoz AI
- DownSub
動画翻訳アプリを使えば、短時間で翻訳できるので非常に便利です。
しかし、正確性に関してはまだ発展途上であり、人間の手によるチェックが不可欠です。
「お金を払ってでもいいから、手のかからない翻訳をしたい」という方は、ぜひ翻訳サービスを検討してみましょう。
動画翻訳サービスを利用した効果については、以下の記事で詳しく説明しています。
上記の記事では、弊社クロボが運営している翻訳サービスのデータをもとに、チャンネル登録者・視聴回数・広告収益がどのように遷移したのか説明しています。
翻訳サービスの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!