近年、海外向けのYouTubeを始める人が増えてきています。
海外向けに発信している有名なYouTuberだと、じゅんや.Junyaさんなどが当てはまりますよね。
しかし、海外向けと言ってもどこの国をターゲットにするのかが重要になってきます。
なぜなら国によっては、YouTubeが浸透していなかったり、そもそもスマホ普及率が低かったりするからです。
そのため、海外向けにYouTubeを発信する前に、国ごとのYouTubeの利用者数や広告単価を調べることが必須になります。
そこで今回、YouTubeの利用者数と広告単価を海外の国単位で、ランキング形式にまとめることにしました。
「いちいち調べるのが面倒くさい!』という方は、ぜひ参考にしてみてください!
YouTubeの利用者数が多い国ベスト9
まず、YouTubeの利用者数が多い海外の国ベスト10を紹介していきます。
ユーザー数の1位はインド
1つ目に、YouTubeのユーザー数ランキングを紹介していきます。
- インド(4億6,700万人)
- アメリカ(2億4,700万人)
- インドネシア(1億3,900万人)
- ブラジル(1億3,800万人)
- ロシア(1億600万人)
- 日本(1億200万人)
- メキシコ(8,060万人)
- ドイツ(7,260万人)
- パキスタン(7,170万人)
(引用元:INFO CUBIC)
海外を含めたユーザー数の1位は、インドになります。
インドの人口が、2023年時点で4億2,202万人と言われているので、約32.8%の方が利用しているということになります。
2021年時点では、インドの全人口の約16.1%しかYouTubeを利用していなかったので、着実にユーザー数が増えてきています。
それと比べて、YouTubeのユーザー率はアメリカが72.6%、日本が82.7%になります。
つまり、インドのユーザー数はまだまだ伸び代があることが言えます。
またインドは、毎年10%以上のユーザー数が増加しており、年々ユーザー数が右肩上がりになっています。
そのため、ユーザー数はインドが今後も1位であることが推測されます。
再生回数の1位はアメリカ
2つ目に、海外のYouTubeの再生回数ランキングを紹介していきます。
- アメリカ(再生回数→9,160億)
- インド(再生回数→5,030億)
- イギリス(再生回数→3,910億)
- ブラジル(再生回数→2,740億)
- タイ(再生回数→2,070億)
- ロシア(再生回数→2,070億)
- 韓国(再生回数→2,040億)
- スペイン(再生回数→1,690億)
- 日本(再生回数→1,590億)
- カナダ(再生回数→1,580億)
(引用元:Banklinko)
海外を含めた再生回数の1位は、アメリカになります。
ここで言えるのは、ユーザー数が多くても再生回数が多いとは限らないということです。
なぜなら、YouTubeの視聴時間に費やせる割合が、国によって異なってくるからです。
例えばアメリカのYouTubeのユーザー数は、インドのユーザー数の52.8%なのに、再生回数ではインドより182%も高い数値を記録しています。
そのため、YouTubeの視聴者ターゲットを決めるなら、ユーザー数だけでなく再生回数も参考にするようにしましょう!
もし自分のチャンネルで、海外からの再生回数がどれくらいを知りたい人は、下記の記事を参考にしてみてください。
YouTubeの広告単価が高い国ベスト10
これまで海外のYouTubeの、利用者数や再生回数について見てきました。
ただ、利用者数や再生回数が多いからといって、必ず稼げるという意味ではありません。
なぜなら、広告収益は『再生回数×広告単価』で決まるからです。
それでは実際に、海外のYouTubeの広告単価ランキングも見ていきましょう!
- オーストラリア(1再生あたりの広告単価→1.10円)
- アメリカ(1再生あたりの広告単価→0.97円)
- ドイツ(1再生あたりの広告単価→0.74円)
- イギリス(1再生あたりの広告単価→0.72円)
- カナダ(1再生あたりの広告単価→0.69円)
- フランス(1再生あたりの広告単価→0.46円)
- シンガポール(1再生あたりの広告単価→0.44円)
- イタリア(1再生あたりの広告単価→0.37円)
- ポルトガル(1再生あたりの広告単価→0.35円)
- 香港(1再生あたりの広告単価→0.32円)
(弊社調べ)
YouTubeのユーザー数・再生回数ではランキングが共に高かったインドは、ランキング外になっています。
弊社の調べによると、インドの広告単価は20位圏外となっており、1再生あたりの広告単価は0.1円以下になっています。
イメージしにくいと思うので、具体例を出してみます。
例えば、インドでバズった100万回再生の動画とアメリカでバズった100万回再生の動画があるとします。
インドの場合だと広告収益は10万円以下ですが、アメリカの場合だと約97万円になります。
同じ再生回数だとしても、9倍以上も収益が変わってきます。
そのため、海外向けにYouTubeで発信するなら、YouTubeの広告単価は無視できない指標になります!
弊社がお勧めする海外の国は〇〇!
これまでYouTubeの利用者数や再生回数に加えて、広告単価も見てきました。
そこで弊社がおすすめする海外の国も紹介しておきます。
結論から申し上げますと、一番の狙い目はアメリカです。
なぜならユーザー数も多く、再生回数も多く、広告単価が高いからです。
実際にアメリカは、ユーザー数で2位、再生回数で1位、広告単価で2位を取っています。
また、広告単価の1位のオーストラリアも英語で補えるため、一石二鳥ですね。
英語で話す動画や、英語の字幕をつけるなどの対応をすることで、よりアメリカの視聴者を惹きつけることができるのでおすすめです!
ただ、チャンネルによってはすでに海外の視聴者が一定数ついていることもあると思います。
そのような場合は、英語とプラスしてその国をターゲットにしてみることもお勧めです。
海外に向けてYouTubeを発信するメリットとは
次に、海外に向けてYouTubeを発信するメリット4選について紹介します。
- マーケット拡大に繋がる
- 競合が少ない可能性が高い
- 世界をターゲットに仕事やプロモーションできる
- 広告収益が上がりやすい
海外という広いマーケットを狙うことによって、受けられる恩恵は多くあります。
「ゆくゆくは海外層をターゲットにしたい!」と考えている方は、ぜひこの機会に海外に向けて発信するメリットを学んでみてください!
マーケット拡大に繋がる
海外に向けてYouTubeを発信するメリット1つ目は、マーケット拡大に繋がることです。
なぜなら日本のYouTube市場は縮小気味かつユーザー数は6000万人ほどで、全世界のわずか5%にすぎないからです。
また日本の人口減少にともなって、これからますます日本のYouTube市場は縮小していくため、将来的にも安心とは言い切れません。
それに比べてインドやアメリカはユーザー数が2億人を超えており、倍以上のユーザーにリーチすることができます。
インドやアメリカはいまだに人口が増加傾向にある国なので、YouTubeの市場的にも追い風が吹いている状況です。
またアメリカ層を狙うため英語に翻訳すれば、アメリカ以外のオーストラリアやイギリスなどの英語圏にリーチできるのでおすすめです!
引用元:人口の推移(1980~2023年)(インド, 日本, 中国, アメリカ)
競合が少ない可能性が高い
海外に向けてYouTubeを発信するメリット2つ目は、競合が少ない可能性が高いことです。
なぜなら国内では多くのインフルエンサーがYouTubeに参入してきていて、競争が激化してきているからです。
例えば、格闘技界で有名な朝倉未来さん、お笑い芸人としてM1優勝・R1優勝を果たしている粗品さんなど。
インフルエンサーの参入によって動画のクオリティも高くなってきているので、クオリティの低い動画ではなかなか伸ばすことが難しくなってきています。
それに比べて、海外向けに発信すれば競合性が低くなる可能性が高いです。
海外向けに発信することで、必然的に「日本人」×「〇〇」といったユニーク性を出せて、自然と差別化できるからです。
複数の国に発信することで、どこかの国でバズる可能性も出てくるのでおすすめです!
世界をターゲットに仕事やプロモーションできる
海外に向けてYouTubeを発信するメリット3つ目は、世界をターゲットに仕事やプロモーションができることです。
国内に向けて発信していれば、海外からのお話があることはほとんどありません。
なぜならYouTube動画を翻訳していなければ、海外に露出する機会がなく、そもそも存在を知られないからです。
しかし、海外に向けて発信してヒットすれば、世界の企業からお話がある可能性があります。
実際、弊社の翻訳サービスの利用者でnotion様からお仕事のコラボがあった方もいらっしゃいます。
そのため、世界に羽ばたいて仕事をしたいという方こそ、第一歩におすすめです!
※notion:メモやタスク管理、Wiki、データベースなどさまざまな機能を一元的に使うことができるクラウド型の万能アプリを運営している世界的に有名な会社
広告収益が上がりやすい
海外に向けてYouTubeを発信するメリット 4つ目は、広告収益が上がりやすいことです。
なぜなら日本に比べて、オーストラリア・アメリカ・カナダは広告単価が高く、1再生あたりに稼げる金額が高いからです。
たとえば、10万回再生のYouTube動画を作ったとします。
国内の広告単価が0.2円だったとしたら広告収益は2万円ですが、オーストラリアだと10万円以上になる可能性があります。
広告収益は『再生回数×広告単価』で計算できるため、再生回数と広告単価をどれだけ上げれるかによって収益が大きく変動してきます。
上記のように他国で動画がバズれば、国によって変動はありますが広告収益が上がりやすいと言えるでしょう。
また英語圏以外にも、ドイツ・フランス・ポルトガルなどヨーロッパ圏は広告単価の高い国が多い傾向にあります。
多言語に翻訳していていれば英語圏でヒットしなくても、ヨーロッパ圏でヒットする可能性があるので、可能性を狭めないためにも複数言語で翻訳しておくようにしましょう。
また、海外から受けやすいジャンルを知りたい方は、下記の記事もご確認ください。
海外進出を狙うならクロボへ!
本記事を読んでくれているあなたは、YouTubeの海外進出を考えているはずです。
ただ、『〇〇の国の視聴者を獲得しよう!』と決まっても、その国の言語を話せたり、書けないと視聴者の獲得はほとんど不可能ですよね。
なぜなら海外の視聴者からすると、動画内容をまったく把握できないからです。
そういった時に、役に立つのがYouTubeの翻訳サービスです。
弊社クロボでも、YouTubeの翻訳サービスを提供しており、下記2つの特徴を持っています。
- 848円で15言語に翻訳
- 48時間以内に納品
それぞれ詳しく説明します!
848円で15言語に翻訳
クロボでは、動画1分あたり848円で15言語に翻訳をしています。
1つの言語の翻訳に848円ではなく、15言語を848円で翻訳をしているので、間違いなく業界最安値になります。
そのため、『出費をできるだけ抑えたい!』というクリエイター様にもおすすめです。
また、15言語の翻訳が可能なため、クリエイター様のコンテンツがどの海外の国から視聴されやすく、どの地域をターゲットにすればいいのかを分析することもできます。
48時間以内に納品
クロボは翻訳のご依頼から48時間以内にご納品をしています。
従来の翻訳会社では、1週間ほどかかっていた期間をわずか2日で納品が可能です。
そのため、動画の公開と同時に設定できなかった字幕を、動画の公開前に設定することが可能になります。
最新のサービスや、流行の物をいち早く紹介するYouTubeクリエイター様のスピードに対応した納品期間です。
もし、少しでも翻訳についてご興味ございましたら、下記よりお問い合わせくださいませ。
まとめ
今回は、海外のYouTubeの利用者数と広告単価について説明してきました。
どちらか一方が多かったり、高かったりしても意味がありません。
なぜなら広告収入は『再生回数×広告単価』の計算式で表すことができ、片方のスコアが悪いと収入は伸びにくいからです。
そういった点では、ユーザー数・再生回数・広告単価がすべて高いアメリカがおすすめです!
そのため今後、『海外の視聴者層を獲得していきたい!』と思っている方は、ぜひアメリカを視野に入れるようにしてみてくださいね!
また弊社クロボでは、YouTubeの翻訳サービスを業界最安値で提供しているので、興味のある方はぜひお気軽にご連絡ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!